第42期決勝三番勝負第2局 Feed

2011年10月11日 (火)

感想戦(3)

156


158


189
(外は日が暮れている)

(翔)

感想戦(2)

【豊島将之六段】

134


151


186


(翔)

感想戦(1)

【佐藤天彦六段】

145


147


173


(翔)

終局後インタビュー

123
【佐藤天彦六段】
--1勝1敗のタイになりました。今日の一局はいかがでしたか。
佐藤「ずっと難しくて最後までわかりませんでした」

--どのあたりで手ごたえを感じましたか。
佐藤「△5二歩(96手目)で継続の攻めがなかったようで、精算して桂馬を取ったあたり(102手目△6四飛)は勝ちになったかなと思いました。

--香を2枚打ったあたり(94手目△6二香打)はいかがでしたか。
佐藤「それ以外の手がわからなかったので、怖かったですが仕方がないかなと思いました」

--第3局に向けて。
佐藤「第1局が至らない将棋だったのですが、本局は第1局に比べるとそれなりの将棋を指せたと思います。第3局も変わらず頑張りたいです」

136
【豊島将之六段】
--今日の将棋はいかがでしたか。
豊島「はじめに香得になって(49手目▲1五同香)香車を取り返される間にどうやってポイントを稼ぐかという将棋だったんですが、本譜は何を指していいのかわからなかったですね。ずっと難しい将棋でしたが、△8五桂(82手目)や△6一香(90手目)のあたりでちょっと苦しいと思っていました。もうちょっとうまく粘る順があったかもしれないですけど」

--香車を取り返すまでに結構手数がかかったのですが、その頃は豊島さんが指せるのではと言われていました。
豊島「右の形が壁になっていて悪い形なので、そんなに自信はありませんでした」

--1勝1敗で第3局ですが。
豊島「気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」

(翔)

終局直後

122
(インタビューに答える佐藤天彦六段。1勝1敗のタイに戻した)

128
(インタビューで頭に手をやる豊島将之六段)

140
(感想戦は初手から行われている)

(翔)

決勝三番勝負第2局は佐藤六段勝利

_118第42期新人王戦第2局は17時48分、118手までで佐藤天彦六段の勝ちとなりました。消費時間は▲豊島2時間59分、△佐藤天2時間52分。
これで三番勝負は1勝1敗のタイに。第3局は10月24日(月)に東京・将棋会館で行われます。

(翔)

後手優勢

_103今度は後手の受けが強靭で攻めきれず、後手が優勢になったのではと言われています。図の▲6六香は△6五歩と粘りに出た手。△6五歩▲7三馬と攻め駒を攻めて行きます。豊島六段は既に1分将棋。佐藤六段も残り10分を切っています。

(翔)

17時過ぎの棋士室

110
(1つの継ぎ盤を大勢で囲むのが関西スタイル)

(翔)

先手反攻、攻めきれるか

_93先手玉は耐久力がある形で、現在は先手が攻め、後手が受ける展開になっています。図から△6二香が、後の△6七香成を見た攻防手。先手が勝ちそうだとは言われていますが残り時間の切迫もあってまだわかりません。

107
(検討する糸谷五段と村田四段)

(翔)

豊島、残り10分

_83図の局面で豊島六段は残り30分のうち20分考えました。残りは10分です。佐藤六段の残り時間は33分。

(翔)