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2019年10月28日 (月)

後手の方針は

35図は11時20分頃の局面。ここまでの消費時間は▲増田8分、△高野43分。
控室では鈴木大介九段と阿部光六段が検討しています。
「いやあ、後手を持ってみたものの、次に指す手が全然わかりません」(鈴木九段)。
高野四段は受け身の棋風のため、攻め将棋の鈴木九段は方針が見えにくいようです。継ぎ盤では、図から△6四歩、△5三銀、△4四銀を候補手として検討されていますが、「自分の棋風だと後手が良くなるイメージが出てこないですね。高野四段の師匠の木村(一基)王位なら、どう指せばいいのか見えるのかしれません」と鈴木九段。高野四段の構想が注目されます。

Img_7829 11時過ぎの控室。

Img_7830 鈴木大介九段。理事として、立会人の阿部光六段と共に対局開始に臨席した。

Img_7837 先手番を持って見解を示す阿部光六段。

(八雲)