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2017年10月 6日 (金)

終局直後

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■増田康宏四段
――本局を振り返っていかがでしたか。
増田 早めに動いていったのがうまくいった感じでした。終盤も押し切れたと思います。
――どのあたりで手応えを感じましたか。
増田 ▲6二成桂(87手目)で上部が広くなったので、そこは手応えを感じました。
――途中で長考されていました。
増田 △1四角(58手目)が想定外で、どう対応すればいいか考えていました。ただ▲1六歩と突いて、先手がいいんじゃないかとは思っていました。
――その後、一段落した▲7八玉(73手目)のあたりは。
増田 速い攻めがないので、やれるかなと思っていました。
――これで先勝です。
増田 第1局は重要な勝負と思っていました。第2局も気を引き締めて頑張りたいと思います。

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■佐々木大地四段
――今日の一局はいかがでしたか。
佐々木 序盤からつまらない展開にしてしまいました。構想がよくなかったかもしれないです。
――雁木模様の展開は考えられていたのでしょうか。
佐々木 こちらがどういう対応をするかということで、こういった作戦を選んだのですが、苦労が多かったので、うまくいかなかったですね。
――チャンスと思えるところは。
佐々木 ▲1六歩(59手目)に△8七飛成▲同金としたとき、そこで△8八歩を利かしたほうがよかったかもしれません。差が詰まった局面はそれくらいだと思います。
――第2局に向けて。
佐々木 次は先手番なので、主導権を握れるように準備していきたいです。

(文)