対局者の手元には、今期の竜王戦を協賛する「明治プロビオヨーグルトR-1」が置かれています。

本局で使われている駒は、静山作、錦旗書の盛上駒です。

（深浦九段の王将）

（広瀬八段の玉将）

（対局再開前）

（深浦九段）

（広瀬八段）

（対局再開後の深浦九段。しばらくして、△５四歩を指した。考慮時間は、昼食休憩を挟み１時間２分が記録されている）

（昼食休憩時の特別対局室）

（現局面）

昼食注文は、深浦九段が月見うどん（ほそ島や）、広瀬八段は里芋煮定食（みろく庵）です。

（深浦九段の月見うどん）

（広瀬八段の里芋煮定食）

図は33手目▲２八飛の局面。ここで深浦九段が１時間使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲広瀬25分、△深浦１時間16分。対局は12時40分再開です。

第31期七番勝負第４局開催地、京都府福知山市では、市がインターネットを通じて寄付を募るクラウドファンディングに取り組んでいます。御礼品は、羽生善治竜王と挑戦者の揮毫入り第31期竜王戦記念扇子と、福知山市オリジナルの本『明智光秀の生涯と丹波 福知山』です。
詳細は福知山市クラウドファンディングのページをご覧ください。

戦型は深浦九段の雁木系です。10時26分、広瀬八段が▲３五歩と仕掛けました。６八に玉がいたまま仕掛けを急ぐのは、昨年から指されている工夫で、類型が10局ほどあります。

（10時、対局開始）

（先手の広瀬八段。初手は▲２六歩）

（深浦九段は△３四歩と応じる。第１、２局はケガの影響で左手で指していたが、本局は右手だ）

（一礼し、上座の深浦九段が駒箱を開けた）

（第３局なので、改めて振り駒が行われる）（深浦九段の振り歩先で振り駒が行われ、と金が４枚。広瀬八段の先手が決まった）