第6局の翌朝(14日)、対局者は記念撮影に応じました。
]]>
本局は12時7分と早い時間での終局でしたが、対局者は事前に2日目の昼食と午後のおやつを注文していました。それらを紹介します。
昼食は羽生竜王が寿司、広瀬八段は黒豚カツカレー。
午後のおやつは、羽生竜王が湯の里ロールとホットコーヒー、広瀬八段はカフェショコラとホットティーでした。
(羽生竜王のおやつ)
(広瀬八段のおやつ)
※写真の食事は撮影用に用意したものです
本局の更新は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。第7局をお楽しみに。
大盤解説会場から対局室に戻った両対局者は感想戦を行いました。
]]>―― 本局を振り返っていただけますか。
広瀬 横歩取りで激しい展開になって、戦いは避けられないので思いきっていってみたのですが、うまくいっているかはわかりませんでした。
―― どのあたりからよくなったと思いましたか。
広瀬 ▲2八歩で馬を閉じ込めて、その瞬間に厳しい手がなければ、楽しみが多いかなと思っていました。
―― 3勝3敗になり、最終局を迎えますが意気込みを。
広瀬 私自身にとっても、久々のタイトルがかかっていますし、本局以上に注目されると思うので、可能な限り準備して臨みたいと思います。
―― 本局はいかがでしたか。
羽生 横歩取りで激しい変化になりましたが、終始まとめ方が難しかったような気がしますね。
―― 今朝の再開は形勢はどう見ていましたか。
羽生 すでにあの(封じ手)局面は失敗しているような気がしました。ただ、その前にどう変化したらいいかわからないので、調べてみないとわかりません。―― △1九角成のあたりはどうだったでしょうか。
羽生 ほかの手も悪いと思っていたので。△1九角成で△4五桂ですか。あそこはダメだと思っていたので。
―― 3勝3敗で次局が最終局になります。
羽生 次の対局が最終局ということもあるので、悔いが残らないように自分なりにできる限りのことをして臨みたいと思います。
羽生善治竜王に広瀬章人八段が挑戦する第31期竜王戦七番勝負第6局は、12時7分に81手で広瀬八段の勝ちとなりました。消費時間は▲広瀬4時間20分、△羽生5時間56分。七番勝負は3勝3敗で決着は第7局に持ち込まれました。第7局は20・21日に山口県下関市「春帆楼」で指されます。(銀杏)
]]>(昨年、白水館での対局で、2日目の昼食に羽生棋聖(当時)が注文したオクラうどん)
(お店の方に聞くと、「西郷隆盛」がいちおしの焼酎とのこと。松本零士さんが企画・監修している)
]]>図は先手の広瀬八段が▲5六香と打った局面。先手は2枚の竜が強力で、優勢と見られている。後手は桂しか持っておらず苦しい。
11時から現地解説会が開始されました。現地大盤解説会はYOMIURI ONLINEのリンクからご覧になれます。
【YOMIURI ONLINE】
https://www.yomiuri.co.jp/