以上で本局の中継を終了いたします。最後までご観戦いただき、ありがとうございました。第2局は8月25日(金)に同所で行われます。羽生三冠が連勝で挑戦権を獲得するのでしょうか、それとも松尾八段がタイに追いつくのでしょうか。どうぞお楽しみに!
]]>終局直後の両対局者の様子です。対局室の空気は重く、激戦の余韻が残っています。
]]>挑戦者決定三番勝負第1局は127手まで、羽生三冠が勝ちました。先手玉に詰みはありません。終局時刻は22時42分。消費時間は両者4時間59分。羽生三冠が挑戦まであと1勝としました。
前回の投稿から難解な順で進んでいましたが、ようやくはっきりしたようです。羽生三冠が勝勢を築いたといわれています。
]]>図の△7五金は先手玉を包囲する一手ですが、控室に戦慄が走りました。▲5四角以下、後手玉が危険な状態のようです。後手の松尾八段は一分将棋、対して先手の羽生三冠は6分残しています。羽生三冠が一気に勝ちを決めるのでしょうか。
]]>22時の控室です。検討陣の予想が当たらなくなってきたようで、善悪不明の激戦が展開されています。検討の熱はさらに増しているようです。「難しいねぇ」とため息混じりの声も聞かれます。
]]>21時20分、図の局面を迎えました。先手は▲4二桂成と角を取ることができますが、桂を渡すと△7六桂の筋があるため、△4七歩成から先手玉に詰み筋が生じます。読売新聞観戦記解説役の近藤誠五段は「一時の後手持ちではなく、現在は難解な形勢だと思います」と語っています。
]]>21時、図の局面を迎えています。先手の羽生三冠が▲8一飛成と桂を取ったところです。64手目の△3二飛が絶好の切り返しといわれていましたが、現局面まで進んでみると次に▲3四金が厳しく、簡単ではないようです。松尾八段がどう切り返すのか注目です。
]]>20時5分、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段が控室を訪れました。眉間にしわを寄せて継ぎ盤を眺めています。棋王戦の対局を終えた木村一基九段と稲葉陽八段の姿もあります。
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