カテゴリ「第30期竜王戦挑決第1局」の記事 Feed

2017年8月14日 (月)

13時35分ごろ、鈴木大介九段が控室を来訪しました。継ぎ盤で現局面を見て「難しい将棋ですね。すでに両者の研究から外れていると思います。先手は角を手放しているので攻めきるのが理想ですが、このまま一直線で行くとも思えません。長考合戦になる気がします」と見解を述べています。

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本局の模様はニコニコ生放送、将棋プレミアムで中継されています。ニコニコ生放送の解説は深浦康市九段、聞き手は山口恵梨子女流二段。将棋プレミアムの解説は佐々木勇気六段、聞き手は塚田恵梨花女流1級です。

【ニコニコ生放送】

http://live.nicovideo.jp/watch/lv304029774

【将棋プレミアム - 生中継|囲碁・将棋チャンネルホームページ】

http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/

20170814b12時、この局面で松尾八段が24分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生三冠37分、△松尾八段1時間1分です。昼食は松尾八段が生姜焼定食(ふじもと)、羽生三冠がヒレカツ定食ライト(ふじもと)を注文しました。対局は12時40分に再開します。

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11時28分、窪田義行七段が控室を訪れました。早速、読売新聞朝刊を手に取りました。本日の1面とスポーツ面で巨人の阿部慎之助選手の2000本安打を報じています。

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本日の観戦記は相崎修司さんが担当します。朝刊には決勝トーナメントの佐々木勇気六段-藤井聡太四段戦の観戦記が掲載されています。こちらは小暮克洋さんの執筆です。

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20170814a戦型は横歩取り8五飛戦法になりました。両者が対戦した今期竜王戦1組ランキング戦決勝と同じ進行に。その将棋は図の局面で▲4八銀とし、以下△6二銀▲3六歩△5一金▲3七桂と進む山崎隆之八段考案の新山崎流を採用しました。結果は松尾八段の勝ち。本局は羽生三冠が▲5八玉と上がったことで、別の将棋に進んでいます。

所沢こども将棋愛好会の生徒さん、明治大学インターンシップの生徒さん、本田昇棋道師範の生徒さんが対局開始を見学しました。

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(松尾八段の入室は9時30分過ぎ)

Dsc_8112 (羽生三冠の入室は9時48分)

Dsc_8134 (駒を並べる両対局者)

Dsc_8171(先後を決める振り駒を行う)

Dsc_8172 (歩が4枚出て羽生三冠の先手番に)