カテゴリ「第27期竜王戦挑決第3局」の記事 Feed

2014年9月 8日 (月)

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△3六歩に糸谷六段が1時間28分使って昼食休憩に入った。消費時間は▲糸谷六段1時間36分、△羽生名人15分。両対局者の昼食の注文はなし。対局は13時に再開される。

挑戦者決定戦第3局も東西の将棋会館で大盤解説会が行われます。

東京は渋谷区千駄ヶ谷の東京・将棋会館2階研修室にて18時30分開場、19時開始。
解説は屋敷伸之九段と勝又清和六段。

関西は大阪市福島区の関西将棋会館2階にて16時30分開場、17時開始。
解説は福崎文吾九段、久保利明九段、室田伊緒女流初段が務める。

詳細は下記にてご確認下さい。

東京 大盤解説会


関西 大盤解説会

Dsc_0004(本日の読売新聞朝刊。決勝トーナメント▲屋敷伸之九段-△糸谷哲郎六段戦が掲載されている)

Dsc_0042(本局の観戦記を担当するのは高野秀行六段(手前)。真剣な表情で対局者を見つめる)

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△2四飛と後手が飛車をぶつけ、▲同飛△同銀に先手が▲8四飛と打った局面。▲8四飛と打った前例は13局あり、先手5勝・後手7勝で1持将棋。▲8四飛と打った1号局は前期の竜王戦挑戦者決定戦第2局の▲森内俊之名人(当時)-△郷田真隆九段戦。結果は先手が制し、1勝1敗になった。▲8四飛以下△8三歩▲2四飛△同角▲1一角成と進行した。▲8四飛に△8三歩はこの1局のみで、あとはすべて△7四歩だ。

【第26期竜王戦挑戦者決定戦第2局▲森内俊之名人(当時)-△郷田真隆九段戦】

Dsc_0046(定刻の10時、対局開始。「お願いします」と両者の快活な声が対局室に響く)

Dsc_0049(先手に決まった糸谷六段。初手▲7六歩を着手する)

Dsc_0053_2(2手目△3四歩を着手する羽生名人)

Dsc_0056(糸谷六段が3手目▲2六歩を着手。羽生名人は記録係の荒田二段の方を見ている)

Dsc_0009(羽生名人が駒袋を開ける)

Dsc_0011(王将を手に取る羽生名人)

Dsc_0016(糸谷六段)

Dsc_0026(記録係の荒田敏史二段(20歳、石田和雄九段門下)が羽生名人の振り歩先で振り駒。5枚すべてと金が出て先手は糸谷六段に決まった)

森内俊之竜王への挑戦権を争う第27期竜王戦挑戦者決定三番勝負。糸谷哲郎六段が先勝し、羽生善治名人が追いつき1勝1敗のタイに。挑戦者に名乗りをあげるのは羽生名人か糸谷六段か。注目の第3局は9月8日(月)10時に東京・将棋会館「特別対局室」にて行われる。

第1局は糸谷六段が第2局は羽生名人が先手番。第3局はあらためて振り駒が行われます。

Dsc_0003(今朝の東京は小雨が降っていたが、9時すぎにはやんでいた)

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