カテゴリ「第26期竜王戦挑決第2局」の記事 Feed

2013年9月 2日 (月)

森内名人の受け

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再開後の一手は▲8八銀打(図)。森内名人は9九飛を責めようとしている。継ぎ盤では▲8八銀打△8九飛成に▲9九金と飛車をもぎ取る順が並べられた。

K009(松尾歩七段と村田顕弘五段が検討に加わった)K021 (松尾七段)K032 (村田顕五段)K014

夕食休憩

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18時10分、図の局面で夕食休憩に入った。対局は19時に再開する。
消費時間は▲森内2時間41分、△郷田4時間17分(持ち時間、各5時間)。

H003(夕食休憩中の対局室)H004

H008(残り時間の早見表。郷田九段は残り43分)

対局者の夕食

郷田九段はカレーライス(ほそ島や)。森内名人の注文はなかった。

G006

意表の王手

H007(17時40分ごろの控室)H006 (継ぎ盤は2面とも▲3七桂△2九飛▲3九金△1九飛成▲4五桂が並んでいたが……)H012 (実戦は▲2四角の王手。「王手?」「すぐに?」の声があがる。写真は中村真梨花女流二段)

先手よし

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伊藤真四段に形勢を聞いた。
「先手よしは間違いないと思います。どれくらいよいのかと言われると困りますが、あえていえば6-4で先手よしくらいでしょうか。すぐに勝負が決まるということはないと思います」(以下は伊藤真四段の回答)

先手よしは他の検討陣も同じ考えだった。さらに先手よしとみる理由を聞いた。
「まず二枚換え(▲金銀△飛)で先手の駒得です。また現局面は9九香が5六に移動した形とみることができます。これもポイントです。先手の中住まいはまだ寄る形ではありません」

継ぎ盤では図から▲3七桂△2九飛▲3九金が示されている。後手が飛車をどこに逃がしても▲4五桂と跳ねることができる。この桂はすぐに取られることはなさそうだ。

D016(郷田九段)

検討風景

伊藤真四段と都成三段が検討している。

G005

G020

G004

郷田九段、残り1時間を切る

左手前に見える3枚の紙。右から2枚は棋譜用紙、左端の1枚は残り時間の早見表。これが郷田九段側に出たということは、郷田九段の残り時間が1時間を切ったことを示している。郷田九段は時間の面でも苦境に立たされている。

1645

16時半ごろの控室

G016(控室では後手有望の変化が見つかっていない)G011 (河口俊彦七段)G013 (千葉幸生六段)G024 (伊藤真吾四段は上野五段と話していた)G026 (河口七段の帽子)

挟撃の変化

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控室では▲3四桂に△5一金▲4二桂成△同金▲7七桂(途中図)が検討されている。
以下(1)△4一金は▲同馬△同玉▲3六香△5二玉▲7一銀△6一銀▲3二香成(参考1図)で挟撃態勢を築ける。(2)△3四飛は▲1三馬△8九飛▲2三馬(参考2図)と飛車を取りにこられる手が厳しい。検討では後手が苦しい変化が多い。「後手をもって自信がないです」の声がでている。

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郷田九段、長考

39手目▲3一馬の局面で手が止まっている。郷田九段はうつむく仕草が多くなった。

1545(15時45分ごろの対局室。左が郷田九段)

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