カテゴリ「第23期竜王戦七番勝負第6局」の記事 Feed

2010年12月15日 (水)

19時5分の控室

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鈴木八段は腕組みをして考え込む。

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桐山九段はじっとモニターを見ている。

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それぞれがそれぞれの位置でドキドキしながら、
終盤戦を見守っている。

(吟)

チャンスを狙う羽生名人

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図は▲6八同香と歩を取った局面。

「△6七歩の瞬間ならば、銀を渡しても先手玉は
ぎりぎり詰まなそうなので、その瞬間に襲いかか
るつもりなのでしょうか」(野月七段)。

(吟)

後手優勢

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図は渡辺竜王が△5七とと寄った局面。

「手堅く△5七とでしたか。うーん、相当に先手が
勝つ理屈が無いですね」(鈴木八段)。

「△5七と(△7七角成▲同玉△6六銀以下の詰めろ)
▲6九香△4六角(△7九金以下の詰めろ)ですが、▲
8六歩と上部脱出を目指されてしまうかもしれないので、
角を5五に置いたまま詰めろを続けたいですね」(野月
七段)。

控室の雰囲気はどうやら渡辺竜王防衛の空気が色濃く
なってきた。

(吟)

大盤解説会場

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会場の雰囲気を和ませる青野九段と木村八段の
解説。

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会場は駆けつけたファンの方でぎっしり。

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会場では木村八段により「後手よし」との発言が
聞かれた。

(吟)

ぐるりと継ぎ盤を取り囲む

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「この手(127手目・▲3五歩)は全く検討に出てい
ません。はい、検討やり直し。もはや天童がどこ
にあるのかも分かりません」(木村八段)

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NHK衛星放送出演から戻った鈴木八段も検討へ
加わった。

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(吟)

18時前の控室

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青野照市九段も検討に加わった。

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難解な戦いに思わず桐山九段も頭を抱える。
第7局の対局地である天童が近づいたり、遠
のいたり。

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ときおり、覗き込むようにして検討盤を見つめる
木村八段。

18時5分、モニターから「羽生先生、残り30分です」
の声が聞こえた。

(吟)

△6九銀に▲4五銀

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△6九銀に▲4五銀と羽生名人が打った局面。

「▲4五銀△2四金▲4三歩△同金(変化図)
で、後手が余しているように見えますが、はっき
りとした結論付けはできていません。▲4五銀。
直線的では勝てないとみて、局面を混沌とさせ
る狙いも含んでいます。この手自体は詰めろで
はありません。」(野月七段)。

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(吟)

関西・将棋会館、大盤解説会の模様

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関西・将棋会館、大盤解説会の様子。有吉道夫九段
による解説会が行われています。関西でも後手良し
の雰囲気のようです。来場者は30名ほど。

攻め合い

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図は△4七歩成に▲6三成銀と羽生名人が攻め
合った局面。

形勢判断は後手が良さそうとの評判であるが、
具体的にはまだまだ難しい局面のようだ。

「△4七歩成でした。やはり、と金は大きいです
ね。自分の形勢判断は、後手を持ちたいから、
後手良しに変わってきました」(野月七段)。

(吟)

▲3六飛には

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「▲3六飛には△4五銀▲3八飛△4六歩▲5七金
(変化図)が一例として考えられます。次に▲6三成
銀~▲5一角成が実現すると厳しいです。▲5七金
に△7三歩は打ちづらいですね。先手陣はいつの間
にかしっかりとした陣形になっています」(野月七段)。

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(吟)

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