カテゴリー「第22期竜王戦七番勝負第4局」の記事

2009年11月28日 (土)

対局翌朝 

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(渡辺竜王。6連覇達成の翌朝)

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(「水明館」の中庭で報道陣による記念撮影)


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(対局を陰で支えてくださった「水明館」のみなさんと)

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(関係者一行は午前の特急で下呂温泉を出発。森内九段は朝一番の特急で帰京した)

(桜木)

2009年11月26日 (木)

本局の棋譜

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(第22期竜王戦7番勝負第4局 93手で渡辺竜王の勝ち)

NHK衛星放送に出演

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(本番前のひとコマ。この後、生放送に出演した)

終局その後

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(感想戦は40分ほどだった。両者一礼し、シリーズが終了した)

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(退出する森内九段)

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(渡辺竜王には対局室で改めてインタビューが行われた)

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(様々な質問が飛ぶ。「ご家族は一局一局の勝敗では何も言わないと思いますが、防衛となったらどう出迎えられるのですか? 報告はどんな風に?」「私が竜王戦に出はじめたころからインターネットがありましたし、結果は知っていると思いますので特に報告はしないです。変わりませんよ」)

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(「竜王戦はなぜ強いのですか?」「いや、えーと、一生懸命やっているからでしょうか? 2日制が特に向いているわけでもないと思いますし。注目される大きな舞台で、自分の力以上のものが出ています」)


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(おやつのモンブランは最後まで手をつけられなかった)

(桜木)

自宅解説棋士の感想

20091126_48hiura 【日浦市郎七段】本局は渡辺竜王の完勝でした。森内九段としては実力が発揮できずに終わってしまいました。この将棋で一番印象に残ったのは48手目△2二角(日浦図)でした。僕はこの手を指されるまでまったく気づきませんでした。一歩間違えば単なる壁駒になりかねないこの角打ちに森内九段としては本局の命運を懸けたのですが、結果的にはうまくいきませんでした。ただ、この角打ちに代わる手も難しい。△6五銀とぶつける手も考えられましたが、▲同銀△同歩▲7三角△8一飛▲7二銀△4一飛▲8四角成という手がある。もしかするとその局面で渡辺竜王の研究範囲だったかもしれないと思います。今期の竜王戦は全体を通して渡辺竜王の充実振りが目立ったシリーズでした。近いうちに竜王以外のタイトルも取るような気がします。

20091126_49satou 【佐藤和俊五段】
本局は渡辺竜王の快勝となりました。私が一番印象に残った手は49手目の▲9六香(佐藤図)です。指されてみればこの局面では普通の手ですが私は▲7四歩が第一感だったので非常に落ち着いた一手に感じました。 45手目の前例を離れた▲7五同歩も堂々とした手ですが、その後▲9六香、▲7四歩、▲7三歩成と指したい手を全部指して勝ってしまったという一局でとても強い勝ち方だと思います。森内九段にとっては力の出ない将棋になってしまいましたが、初日が終わったところでやや先手が厚いと私は見ていたのでひょっとしたら将棋の作り自体があまり良くなかったのかもしれません。このカードが4局で終わるのはちょっと信じられませんがそれだけに渡辺竜王の強さと充実ぶりが際立ったシリーズだったと思います。

20091126_45sawada 【澤田真吾四段】私が印象に残った手は45手目の▲7五同歩(澤田図)です。前例では▲6六角と打ちましたし、実際私は▲6六角と打つのではないかと思っていました。この▲7五同歩は相手に有効な攻めがないのを見越した好手だったと思います。
一局を通してですが、42手目の△9五歩以降、森内九段の攻めは細く、渡辺竜王の方が若干良かったのではないかと思います。

(桜木)

終局直後の談話

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【渡辺竜王の話】「難しい将棋だったと思うのですが、2日目に入って少し指せる気がしていました。と金を作って、▲7四角と反撃に転じたところは、攻める順番が回ってきたので良くなったと思います。今シリーズは全体的に納得のいく将棋が指せたので、それが良い結果に繋がったのかもしれません。竜王戦では実力以上のものが出せているかなと思います。いつもと変わらず特別な心構えはありませんでしたが…昨年のようなこともありますので、一生懸命指そうと思いました。竜王戦は毎年目標にしていますので、結果を出せたのは非常に嬉しいですね」


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【森内九段の話】「途中から攻めさせられる格好になってしまって…本譜の攻めが無理だとすると、作戦的に良くなかったのかもしれません。シリーズを通して完敗でしたね。チャンスらしいチャンスも作れませんでした。内容的に見て、この結果も仕方ないかなと思っています」

終局写真

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(終局直後。報道陣がなだれこむ)

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(竜王位防衛を果たした渡辺竜王)

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(両対局者にすぐコメントがとられた)

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(まずは勝者から。インタビューを受ける渡辺竜王)

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(森内九段)

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(「完敗でした」と唇を噛む)

(桜木)

竜王戦第4局 投了の瞬間

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(93手目▲4一銀で森内九段が投了。渡辺竜王もすぐに答礼した)

(桜木)

渡辺 竜王防衛 6連覇達成

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渡辺明竜王に森内俊之九段が挑戦する第22期竜王戦7番勝負(読売新聞社主催)第4局は岐阜県下呂市「水明館」で行われ、93手で渡辺竜王が勝ち、4連勝で竜王位を防衛、6連覇を達成しました。

16時45分ころの控え室

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(対局室の映像)

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(検討の手は止まり、関係者はモニターを注視している)

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(モニターには両対局者と盤面が映されている)

(桜木)

16時30分ころの局面

20091126_nami83 83手目▲7一飛まで進んでいます。森内九段の持ち時間がどんどん減っていき、残り5分となりました。船江三段の秒読みの声がモニターから聞こえています。

(桜木)

16時15分ころの対局室

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(モニターに映る対局室。手番の森内九段が席を立った。森内九段の持ち時間は残り20分を切っている)

(桜木)

70手目△4七銀の局面 佐藤和俊五段の見解

20091126_70_2 森内九段が苦心の手順で細い攻めを続けています。△3七銀は意表を突く勝負手で渡辺陣に迫っています。受けに回るなら▲6八玉ですが△4八銀左成と迫ってどうか。攻めあいなら▲4四桂または▲7四角が有力です。ただし▲4四桂は△同角▲同歩△7五桂など後手も攻めが切れなくなるので先手が危険だと思います。▲7四角は応手を聞いたのち後手の飛車を取りに行く感じですね。△4七銀の瞬間が少しと甘いのでここで先手が反撃に転じるのでは思います。
2日目入ってから少しずつ後手の攻めが細い状況は変わってません。現局面は先手よしと見てます。

15時50分ころの控え室

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(控え室の検討盤面。藤田綾女流初段が渡辺竜王側、勝又六段が森内九段側を持っている。正座で背筋を伸ばして頑張る勝又六段だが、苦しい変化が多いようだ)

(桜木)

15時30分ころの局面

20091126_70 15時30分、70手目△4七銀まで進んでいます。森内九段は残り40分ほど。モニターから「渡辺竜王、残り2時間30分です」と船江三段の声が聞こえました。控え室の報道陣やNHK衛星放送のスタッフは、検討するプロ棋士にしきりに形勢を尋ねますが、先手ノリの声が多いようです。

(桜木)

虫? 

対局室の渡辺竜王が何かを見つめるようにしばらく後ろを向いていた。記録係の船江三段も同じ方向を見ていた。確認に対局室に入った観戦記担当の藤田麻衣子女流1級によると「虫がいたようで、壁にぶつかるような、かなり大きな音がしていました」とのことでした。

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(体をひねって後方を見る渡辺竜王。森内九段は席を外していた)

(桜木)

2日目 午後のおやつ

15時となり、対局室におやつが運ばれました。渡辺竜王は1日目と同じくモンブランとホットコーヒー。森内九段は注文なしでした。

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(渡辺竜王の注文。モンブランとホットコーヒー)

(桜木)

61手目▲6六歩の局面 澤田四段の見解

20091126_61 59手目の▲7三歩成が入ったのは大きかったと思います。▲7三歩成に対して△7七桂成には、▲8二と△7八成桂▲同飛と手順に飛車を回られ、▲7一飛成を狙われてしまいます。この展開は後手の歩切れが一番たたる展開でしょう。61手目▲6六歩では▲8六銀打も考えられました。62手目以降、△7七桂成▲同金△4五銀▲同歩△8五桂と攻めるのが有力だと思いますが、▲6七金と寄れば先手の飛車の利きが強く、先手が余していると思います。
形勢判断ですが、駒の損得は先手の歩得で、先手55対後手45とします。駒の働きは先手のと金が大きく、後手の角が壁角となっていることから、先手60対後手40とします。玉の安全度は先手の飛車の利きが大きいことと、後手の歩切れを考慮して、先手55対後手45とします。総合では、先手70対後手30だと思います。

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現地・大盤解説会

対局場の「水明館」では14時から大盤解説会がはじまっています。最初の解説者は立会人の桐山九段、聞き手は藤田綾女流初段です。

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(丁寧で分かりやすい解説。桐山九段)

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(衛星第2放送竜王戦中継の聞き手も務める藤田綾女流初段(左))

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(開場から多くのお客さんが詰めかけている)

(桜木)

竜王の踏み込み

20091126_59 午後の対局再開からバタバタと指し手が進みました。森内九段再度の△8五桂に、渡辺竜王は▲7三歩成と踏み込みました。モニターを見ていた控え室は「おお」と喚声が上がりました。△7七桂成には▲8二と△7八成桂▲同飛と取り合って、先手が指せるようです。

(桜木)

2日目昼再開 写真

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(再開の定刻13時30分には両者着座していた)

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(2日目の昼となると入室できる関係者はほとんどいない。空気が張りつめている)

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(渡辺竜王)

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(森内九段)


(桜木)

2日目昼 再開

20091126_54_2 昼食休憩から再開後、森内九段はさらに8分ほど考えて△5六銀と進め、銀を取りました。 以降、終局まで休憩はありません。

(桜木)

53手目▲7七同桂までの局面 日浦七段の見解

20091126_53_3 渡辺竜王が▲7四歩と攻めを催促したのに対して、森内九段は△7七歩とたたきました。こうなれば後手としては攻め続けるよりありません。問題は▲7三歩成とされた時に飛車を捨ててでも攻め続けるのか、いったん飛車を逃げることになるのか。予想手順は▲7七同桂に△同桂成▲同銀△5六銀▲同歩△8五桂▲8六銀△9五香▲7三歩成。ここで△7七歩が利くか。▲8二とと飛車を取って△7八歩成▲同玉となっても、後手容易でないような気がします。持ち駒に歩がなくなると飛車の王手の時に△4一歩と打てなくなるのがつらいところです。また、▲7三歩成に△9二飛や△8一飛と逃げる手もありますが、どちらも▲7四角が厳しい手になりますし、いったん▲6八玉と上がれば先手玉もしばらくは安泰です。

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昼食準備

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(左は昼食準備中。「椀物はどのくらい注いだらいいかしら?」「対局者への愛情の分だけ注ぎなさい」「じゃあ、たっぷりと。愛情は減るもんじゃなし」と、漫才のようなやり取りもあった。)

(右は昼食のメニュー表。ケーキはホテルのパティシエの手作りとのこと。※クリックすると画像が大きくなります)

(烏)

2日目の昼食

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(渡辺竜王は飛騨牛のまぶし丼)

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(森内九段はエビフライセット)

(烏)

昼食休憩時の対局室

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(43手目▲7七同桂まで)

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(先手、渡辺陣)

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(後手、森内陣)


(桜木)

2日目 昼食休憩

20091126_53_2 この局面で森内九段が16分考えて2日目の昼食休憩に入りました。ここまでの持ち時間各8時間のうち、消費時間は渡辺竜王4時間22分、森内九段6時間35分です。昼食の注文は渡辺竜王が飛騨牛まぶし丼、森内九段がエビフライセットです。13時30分に再開されます。

激しい流れに

20091126_53 53手目▲7七同桂まで進んでいます。「激しい流れになってきました。ひょっとしたら終局も早いかもしれません」と立会人の桐山九段。▲7四歩とじっと伸ばした手の評判がよく、控え室は渡辺竜王をもちたい、という声が多く聞かれています。

2日目正午

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(12時ころの対局室。手番の森内九段が席を外している。昼食休憩は12時30分から)

(桜木)

下呂の風景(3)

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(下呂温泉合掌村の入り口。将棋界では飛騨の中飛車合掌造りで有名)

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(入場料は大人800円。平日ながら、なかなかの賑わいを見せている)

(烏)

下呂温泉の風景(2)

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(飛騨川沿いの公共露天風呂。平成22年からは、条例により水着着用が義務付けられる)

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(左は一人さびしく佇むチャップリン像。下呂ではチャップリン映画祭という催しが行われたこともある。)

(烏)

下呂温泉の風景(1)

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(下呂温泉駅前)

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(左に向かい、このトンネルを抜けると水明館が見える)

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(駅から右に行くと、何やら暗いトンネルが…)

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(暗くなっているのは、地面を星のように輝かせるための工夫。こちらからも水明館に行くことができる)

(烏)

51手目▲7四歩の局面 佐藤和俊五段の見解

20091126_51 △2二角からの攻めは森内九段の苦心の構想ですね。▲7四歩(図)は指したかった手で大きな1手です。この後△5六銀▲同金△9九角成▲7三歩成△8一飛が予想されますが、この局面は7三のと金が私は大きく先手持ちです。▲5六同金に△7七歩からの攻めも歩の数が少ないので余されそう。現局面はやや先手が厚いと見ています。

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11時過ぎの控え室

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(11時過ぎの控え室。桐山九段と脇八段が検討中)

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(左は衛星放送聞き手の藤田綾女流初段。奥は観戦記担当の藤田麻衣子女流1級。青野照市九段も来訪)

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(下呂温泉は快晴)

(桜木)

2日目 午前のおやつ

10時に対局室におやつが運ばれました。渡辺竜王はアイスコーヒー、森内九段は注文なしでした。

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(渡辺竜王のアイスコーヒー。コップと茶碗は両対局者の脇に置かれているポットのお茶と水に使われる)

(桜木)

48手目△2二角の局面 澤田四段の見解

20091126_48_2 封じ手は△8五桂でした。この手に対して、▲7六銀は△6五銀▲同銀右△同歩で、後手から△5五角が残るのを嫌ったのでしょう。48手目の△2二角は見えてはいたので、昨日の封じ手予想の段階で言っておくべきでした(笑)
49手目は▲6六歩が有力だと思います。以下△4五銀直▲同銀(▲同歩は一発△4六歩が入る)△同銀▲同歩△6六角▲7七銀打△5五角のような展開になると思います。
駒の損得はなしで、玉の堅さは、▲4七金に対して、△5二金+底歩が利く、を比較して後手に分があると思います。駒の働きは、先手が角を手持ちにしている分得ですが、後手の△2二角がどこまで働くかによるでしょう。形勢はまだ互角だと思います。

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2日目再開 写真2

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(立会人の桐山九段が封じ手2通を両対局者に示す)

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(はさみを入れて開封)

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(記入された封じ手を両対局者に示し、森内九段が△8五桂を着手。報道陣はそこまでで退出、2日目の対局がはじまった)

桐山九段が「封じ手は△8五歩です」と読み上げたように聞こえ、関係者にやや動揺が走った。封じ手用紙には矢印で△8五桂と記されており森内九段も△8五桂を着手。控え室に戻った桐山九段は「△8五桂ですよ。私△8五歩って言った? △8五桂ですよ△8五桂」と説明。記者たちの聞き間違いかもしれない。

(桜木)

2日目再開 写真1

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(8時50分ころ、森内九段が入室。盤側は左から新聞解説の脇八段、立会人の桐山九段、記録係の船江三段、観戦記を担当する藤田麻衣子女流1級。藤田女流1級は淡い緑を基調とした着物姿)

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(渡辺竜王は8時53分ころ「おはようございます」と一礼して入室)

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(上座の渡辺竜王が駒袋を開け、駒を並べる)

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(船江三段の読み上げに合わせて、封じ手の局面まで指し手を進める)


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(渡辺竜王)

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(森内九段)

(桜木)

封じ手

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(2通の封じ手。表と裏。両対局者の封印はたすきがけの位置)

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(封じ手用紙。図面は記録係の船江三段が作成)



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(森内九段が赤い矢印で△8五桂を示している)

(桜木)

封じ手予想の集計結果

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封じ手予想の集計は以下の通りです。正解の△8五桂は1番人気でした。

△8五桂…14票
△6五銀…8票
△6五桂…2票
△6三金…2票
△6五歩…2票
△7二飛…1票
△8五歩…1票
△8三角…1票
△4五銀直1票
△9五香…1票
△9七歩…1票

(桜木)

封じ手は△8五桂

20091126_46 森内九段の封じ手は△8五桂でした。2日目の戦いが始まりました。

2日目朝

おはようございます。今朝の下呂温泉は晴れ。本日もよろしくお願いいたします。

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(水明館から見た下呂温泉)

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(対局室のある「青嵐荘」)

(桜木)

2009年11月25日 (水)

大盤解説会のお知らせ

第22期竜王戦第4局は各地で大盤解説が行われます。

○現地「水明館」
【日時】 11月26日(木) 14時~
【会場】 「水明館」 石橋の間 
【入場料】1,000円(お茶・お菓子付)
【問い合わせ】 「水明館」 岐阜県下呂市幸田1268 TEL0576-25-2801

○東京・将棋会館
【日時】 11月26日(木) 16時30分開場、17時開始
【会場】 東京・将棋会館2階研修室
【解説者】 島朗九段、本田小百合女流二段
【入場料】 一般2,000円、各種割引あり
【 問い合わせ】 〒151-8516 渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
         日本将棋連盟道場 TEL03-3408-6167(道場直通)

○関西将棋会館
【日時】 11月26日(木) 17時~終局まで 
【解説】 小林健二九段

○中原誠十六世名人の第22期竜王戦第4局解説会
【日時】 11月26日(木) 16時30分開場 17時開始~終局まで
【会場】 新城子供将棋教室内 神奈川県川崎市中原区新城3-1-15 アートホーム村上2F「天秤座」 (JR南武線・武蔵新城駅徒歩1分)
【入場料】 一般:3,000円 中学生以下:2,000円 いずれも記念扇子付き
※途中「懸賞次の一手」出題あり 限定30人
【解説】 中原誠十六世名人、佐藤秀司七段
【問い合わせ】 TEL044-766-3795 天秤座(当日のみ)

自宅解説棋士の封じ手予想

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【日浦市郎七段】
「封じ手は△6五銀。以下、▲7四歩△同銀▲2四歩△同歩▲2二歩△同玉▲3五歩。そこで攻めあいに行く。△9八歩▲同香△9七歩▲同香△9八歩でどうか。△6五銀でなければ、△8五桂しかないでしょう。どちらかだと思います。いずれにしても2日目は激しい攻め合いになるでしょう。1日目の指し手の中では△4四歩が意外でした。相手の仕掛けを誘う手なので大胆だと思いました」

【佐藤和俊五段】
「森内九段の趣向により、少し流行とは外れた形の1手損角換わりになりました。前例から離れた▲7五同歩は堂々とした1手ですね。封じ手ですが△8五桂を予想します。対して▲7六銀なら△6五銀▲同銀右△同銀▲7三角と進むのが一例です。また△8五桂に▲8六銀も有力だと思います。そこで△6五銀は選びにくそうなので、後手が何を指すのかパッとは浮かびません。少し後手の攻めが軽い感じなので、やや先手持ちと私は見ています」

【澤田真吾四段】
「王位戦第1局の▲羽生-△深浦戦の前例を離れたところで、封じ手となりました。封じ手予想は△8五桂か△6五桂かと思うのですが、一手損角換わりの利を活かして△8五桂を予想とします。その後、▲7六銀には△6五銀や△9七歩がありそうなので▲8六銀だと思いますが、またその次の手が難しいですね」

1日目の夕食

夕食会は関係者のみ19時から20時半ころまで。両対局者はその後、すぐに自室に引き上げられました。

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先付 蟹とほうれん草の浸し、菊花、賽の目芋、とんぶり、酢橘
    黒胡麻豆腐、汲み湯葉、古代米、微塵三ツ葉、山葵、美味出汁
造り マグロ、甘エビ、鯛、大葉、山葵菊花、酢橘
しのぎ 五目おこわ、蓮根、人参、百合根、ひじき、鶏そぼろ、柚子胡椒
飛騨二十日大根とフカヒレスープ
焼肴 秋鮭焼き浸しかもじ葱、いくら、煎り出汁
特選国産牛ロースステーキ、フォンドボーソース、グリンピース、芋、クレソン
鍋  飛騨キノコ、美濃古地鶏、椎茸、なめこ、黒芋、白葱、九条葱、玉子、柚子胡椒
汁、香の物、白飯
季節の水物 柿のゼリー

(桜木)

    
    

竜王戦第4局封じ手予想

20091125_45_2 本局も当ブログで皆さんの封じ手予想を募集します。
このエントリーのコメント欄から予想した次の一手を投稿してください。局面は45手目▲7五同歩まで、森内九段の手番です。集計結果は当ブログで発表いたします。なおご応募いただいても賞品はございませんのでご了承ください。集計はこのエントリーにコメントいただいたもの、明朝7時までに投稿いただいたものを対象とさせていただきます。

封じ手写真2

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(封じ手は2通作られ、1通は「水明館」が1通は立会人の桐山九段が、明日の再開時まで厳重に保管する)

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(第22期竜王戦第4局 1日目までの棋譜。明日、続きが書き加えられていく)

(桜木)

封じ手写真

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(対局室の渡辺竜王。別室で封じ手を記入する森内九段を待つ)

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(封じ手を手に森内九段が戻ってきた)

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(封の位置にサインする渡辺竜王)

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(森内九段が改めて封じ手を立会人の桐山九段に手渡す。報道陣は一斉にシャッターを切る)

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(上座の渡辺竜王が駒をしまう。そして両者一礼)

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(1日目の対局が終了した) 

(桜木)

森内九段が封じる

20091125_45_3 18時となり、手番の森内九段が封じ手の意思表示をしました。森内九段は封じ手まで1時間5分考えています。持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は渡辺竜王2時間59分、森内九段4時間33分です。明朝9時に再開されます。

間もなく封じ手時刻

20091125_45 45手目▲7五同歩まで進んでいます。1局だけ前例がある局面からこの手で離れました。その将棋は▲6六角でした。▲7五同歩は渡辺竜王の新手と言えそうです。17時30分を過ぎ、封じ手時刻まで残り30分を切りました。「次の手を見せてしまうのは損」「このまま封じるでしょう」と言われています。

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(外は夕闇に包まれている)

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(モニターに映る両対局者)

(桜木)

衛星第2放送の竜王戦中継

竜王戦第4局はNHKBS2で中継が行われます。
解説は高橋道雄九段、聞き手は藤田綾女流初段、司会は板倉卓人アナウンサーです。
放送予定は以下の通りです。
11月25日 18時~18時30分、26日 9~10時、18時~18時55分、速報20時50分~21時

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(リハーサルの様子。左から司会の板倉卓人アナウンサー。聞き手の藤田綾女流初段、解説の高橋道雄九段)

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(スタジオの「石橋の間」は明日の大盤解説会の会場になる)


(桜木)

対局場「水明館」2

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(館内には巨大な絵画や彫刻などが随所に飾られている)

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(対局室のある「青嵐荘」近くの庭)

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(対局室へ続く通路)

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(敷地内にある大きな池と滝。ガラス張りのロビーから一望できる)

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(池には大きなコイが。人が近づくと寄ってくる)

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(館内にはこれまでのタイトル戦のパネルが飾られている。中央は平成16年の竜王戦第4局▲森内竜王-△渡辺明六段戦。囲碁・将棋と多数)

(桜木)

対局場「水明館」

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(「水明館」は写真左から「臨川閣」「飛泉閣」「山水閣」の3棟と、さらに左の離れ「青嵐荘」からなる大きなホテル。各棟に大浴場がある)

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(「水明館」正面から。下呂駅から歩いてもすぐの距離)

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(「水明館」玄関。平成16年の第17期竜王戦第4局▲森内俊之竜王-△渡辺明六段戦もこの対局場で戦われた。96手で渡辺勝ち。今年の王位戦第1局深浦康市王位-木村一基八段戦も行われている。タイトル戦の常宿)

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(竜王戦7番勝負第4局)

渡辺 仕掛ける

20091125_39_2 昼食休憩から▲4七金△4四歩▲2五歩△3三銀に▲4五歩と渡辺竜王が先攻。現在39手目▲4五同桂まで進んでいます。△4四銀▲4六歩が予想されていますが、△4六歩もありそうです。森内九段が考えたまま16時を過ぎました。

午後のおやつ

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(ホットコーヒーとモンブラン。渡辺竜王)

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(紅茶とモンブラン。森内九段)

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(対局室)

(桜木)

再開写真

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(再開時刻の3分ほど前に渡辺竜王が入室した)

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(渡辺竜王)

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(船江三段の「時間になりました」の声を聞いて前傾姿勢に)

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(5分ほど遅れて森内九段が入室した)

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(森内九段)

(桜木)

下呂温泉 写真

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(JR下呂駅は和風の造り)

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(「白鷺が見つけて一千年 下呂温泉」。飛騨川の河原に毎日舞い降りる一羽の白鷺に村人が気づき、その場に行ってみると温泉が湧いていたという伝説がある)

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(下呂温泉は兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並んで日本三大名泉と称される)

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(各地に足湯があり「足湯ラリー」も行われる)

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(河原に温泉湧出池があり、いつでも入浴可能な露天風呂となっている)

(桜木)

昼休あけ 再開

20091125_33 昼食休憩から一手だけ進んでいます。渡辺竜王が1手▲4七金と上がりました。

昼食休憩時の対局室

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(だれもいない対局室)

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(局面は32手目△7三桂まで)

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(船江三段による棋譜)

(桜木)

1日目の昼食

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(渡辺竜王の昼食はすきやき丼)

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(森内九段の昼食は焼き肉丼)

(桜木)

昼食休憩

20091125_32 32手目△7三桂までで1日目の昼食休憩に入りました。消費時間は渡辺1時間29分、森内1時間42分。昼食の注文は渡辺竜王がすきやき丼、森内九段が焼き肉丼。両者自室でとられます。

水明館の過去の対局(2)

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(平成16年の森内-渡辺戦。このときは渡辺が勝っている)

Gazou_065
(将棋と囲碁、棋戦に関わらず、多くのタイトル戦が指されてきた)

(烏)

水明館での過去の対局

Gazou_064
(平成10年の谷川-藤井戦。立会人の桐山九段の姿も見える)

(烏)

シリーズ初の一手損角換わり

20091125_25 今シリーズで第1局、第3局が角換わり腰掛け銀でしたが、一手損角換わりは初めて。両者の対局(渡辺13勝森内9勝1千日手、
千●○●○●●○○●○●○○●●○●○○○○○)
では2局目となります。

(桜木)

午前のおやつ

10時になり午前のおやつが出されました。渡辺竜王はアイスコーヒー。森内九段は注文なしでした。

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(渡辺竜王のアイスコーヒー)

(桜木)

衛星第2放送

10時までNHK衛星第2放送の竜王戦中継が放映され、控え室でも見ていました。これからの放送予定は25日の18時~18時30分、26日 9~10時、18時~18時55分、速報20時50分~21時となっています。 毎局、前日に両者の談話がとられていたのですが、番勝負が煮詰まり決着局になる可能性もあることから、本局はインタビューはありませんでした。

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(左は聞き手の藤田綾女流初段、右は解説高橋道雄九段。司会は板倉卓人アナウンサー)

(桜木)

対局開始 写真

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(8時50分ころ。挑戦者の森内九段が先に入室。身の回りを整え、目を閉じて竜王を待つ)

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(8時53分ころ、渡辺竜王が早足で対局室に)

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(駒を並べる森内九段)

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(顔を伏せ、静かに対局開始を待つ渡辺竜王)

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(力強く初手▲7六歩を指す渡辺竜王)

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(右は立会人の桐山九段。左はあでやかな着物姿の藤田麻衣子女流1級。観戦記者は対局開始時には盤側に並ばないことが多い。本局はぜひと請われて盤側に)

(桜木)

渡辺竜王の初手は▲7六歩

20091125_11_2 第22期竜王戦7番勝負第4局は渡辺竜王の初手▲7六歩ではじまりました。現在8手目△4二銀まで。一手損角換わりに進んでいます。

1日目 朝

おはようございます。朝の下呂市は小雨が降っています。本日もよろしくお願いいたします。

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(対局室、青嵐荘「夕顔の間」は水明館の離れ)

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(「青嵐荘」玄関。純木造の数寄屋造り)

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(下呂温泉は小雨が降ってもやがかかっている)

(桜木)

2009年11月24日 (火)

大盤解説会のご案内

第22期竜王戦第4局は各地で大盤解説が行われます。

○現地「水明館」
【日時】 11月26日(木) 14時~
【会場】 「水明館」 石橋の間 
【入場料】1,000円(お茶・お菓子付)
【問い合わせ】 「水明館」 岐阜県下呂市幸田1268 TEL0576-25-2801

○東京・将棋会館
【日時】 11月26日(木) 16時30分開場、17時開始
【会場】 東京・将棋会館2階研修室
【解説者】 島朗九段、本田小百合女流二段
【入場料】 一般2,000円、各種割引あり
【 問い合わせ】 〒151-8516 渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
         日本将棋連盟道場 TEL03-3408-6167(道場直通)

○関西将棋会館
【日時】 11月26日(木) 17時~終局まで 
【解説】 小林健二九段  

NHK衛星第2 竜王戦中継のご案内

第22期竜王戦第4局はNHKBS2で中継が行われます。
解説は高橋道雄九段、聞き手は藤田綾女流初段、司会は板倉卓人アナウンサーです。
放送予定は以下の通りです。
11月25日 9~10時、18時~18時30分
11月26日 9~10時、18時~18時55分、速報20時50分~21時

自宅解説棋士の戦型予想

「出だしは▲7六歩△3四歩▲2六歩でほぼ間違いないと思います。森内さんはいろいろな戦形を指すので予想は難しいですが、本命は△3二金から一手損角換わり。他にはゴキゲン中飛車や、挑戦者決定戦で用いた四間飛車の可能性もあるとみています。森内さんが2手目△8四歩と指せば矢倉になるでしょうが、その可能性は低いと思います」(日浦市郎七段)

「普通に考えれば矢倉か角換わりが濃厚かと思います。しかし追い込まれた森内九段が、流れを変えるべく後手番でも動きやすい積極的な戦法を選択する可能性もあると見ます。横歩取り8五飛戦法、もしくはゴキゲン中飛車を予想します」(佐藤和俊五段)

「森内九段のゴキゲン中飛車と予想します」(澤田真吾四段)

(烏)

立会人の桐山九段、新聞解説の脇八段の戦型予想

「渡辺竜王の初手は▲7六歩でしょう。第2局は△3四歩だったんですよね。△8四歩なら相矢倉、△3四歩ならまだ居飛車か振り飛車か分からない。わからない。森内九段が居飛車か振り飛車かどうかだけ予想します。うーん…ハイ!森内九段は振り飛車をやらない。相居飛車と予想します」(桐山清澄九段)

「▲7六歩△3四歩▲2六歩までは進むと思います。そこで森内さんがどう指すかが問題ですが、私は挑戦者決定三番勝負第2局で用いた四間飛車。金銀の厚みで圧迫した良いイメージを持っている、この作戦を採用するでしょう」(脇謙二八段)

(烏)

森内俊之九段のあいさつ

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「先ほど高山本線に乗って水明館に到着したのですが、窓から景色を眺めるにつれて5年前のことを思い出し、とても懐かしく思いました。私はそのときに敗れて、結果的に竜王を失冠しました。中部地方の対局を制したものが七番勝負を制するとも盛んに言われていますので、ここまで三連敗で厳しいスタートになりましたが、巻き返しに転じられるように頑張りたいと思います。短い滞在になりますが、よろしくお願い致します。」(森内俊之九段)

(烏)

渡辺明竜王のあいさつ

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「水明館での対局は5年ぶりになるのですが、そのとき挑戦者として初めて竜王戦のシリーズに出場しました。自分にとっても思い出深い場所です。先ほど対局室の下見をさせていただいたときに、当時のことを思って非常に懐かしく思いました。下呂温泉は日本三大名泉のひとつとうかがっておりますので、2日間とてもリラックスした気持ちで臨めそうです。一生懸命に指して、竜王戦の舞台にふさわしい棋譜を残したいと思っております。明日、明後日ともよろしくお願い致します。」(渡辺明竜王)

前夜祭3

前夜祭の料理写真です。

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前夜祭2

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(着席型の落ち着いたパーティー)

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(地元の商工会協議会、下呂温泉観光協会、下呂温泉旅館協同組合からの花束)

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(前夜祭の式次第)

前夜祭

前夜祭は18時30分から行われました。関係者中心で50人ほど、テーブル席のパーティーでした。

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(「水明館」の女将、若女将からの花束贈呈)

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(壇上に関係者がせいぞろい。左から指導棋士の中山則男六段、衛星第2放送の聞き手藤田綾女流初段、主催紙読売新聞の解説脇八段、渡辺竜王、森内九段、立会人桐山九段、記録係船江恒平三段、読売新聞観戦記のLPSA所属藤田麻衣子女流1級)

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(乾杯!)

対局室検分


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(検分は18時から。対局室は「水明館」の青嵐荘「夕顔の間」)

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(森内九段が先に入室した)

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(立会人は桐山清澄九段(右)、新聞解説は脇謙二八段(左))

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(渡辺竜王は18時ぴったりに対局室に)

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(盤駒、座布団、照明など特に問題はなく、検分は5分ほどで終了した)

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下呂温泉へ

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(東京からの関係者は昼過ぎの「のぞみ113号」で東京駅を出発)

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(車窓からきれいに見える富士山)

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(名古屋駅で関西組の立会人の桐山清澄九段、脇謙二八段、記録の船江恒平三段らと合流。「ひだ13号」に乗り換え、高山本線で下呂温泉へ向かった)

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(17時前に「水明館」に到着。まずは記念撮影)

関係者 現地入り

渡辺竜王3連勝で迎えた第22期竜王戦第4局の中継は烏記者と桜木が担当いたします。よろしくお願いいたします。関係者は16時半ころに対局場の「水明館」に到着しました。対局場検分は18時から行われる予定です。

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