カテゴリ「第22期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2009年10月29日 (木)

第22期竜王戦第2局は各地で大盤解説が行われます。

○現地「ホテルニューオータニ高岡」

【日時】 10月29日 9時~随時
【会場】 「ホテルニューオータニ高岡」4階 鳳凰
【解説者】郷田真隆九段、橋本崇載七段 他
【入場料】1,000円(2日通し1,500円)
【備考】 「次の一手クイズ」では正解者に竜王戦記念扇子など贈呈致します
【問合せ】読売新聞北陸支社竜王係 0766-26-6825

○東京・将棋会館

【日時】 10月29日 16時30分開場、17時開始
【会場】 東京・将棋会館2階研修室
【解説者】木村一基八段 鈴木環那女流初段
【入場料】一般2,000円、各種割引あり
【備考】 全席自由・70席
     ※ 次の一手終了後の入場は500円割引。当日の道場の手合カード提示で500円割引(割引サービスの併用は出来ません)
【問合せ】〒151-8516 渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
     日本将棋連盟道場 TEL03-3408-6167(道場直通)

○関西将棋会館

【日時】 10月29日 17時~
【解説者】山崎隆之七段
【入場料】一般1,200円(各種割引あり)

Ryuou20091028_92 図は92手目△7三歩まで。1筋を中心にした攻防が続いていましたが、渡辺竜王が83手目▲7五歩~▲7四香と左辺から攻めたことで戦場が広がりました。森内九段は△7三歩と打って香を除去しようとしています。無条件で香を取れれば後手の銀得となります。
ただし、現状は先手持ちの意見が多いです。先手が駒損ながら、駒の効率や玉形の差が大きいようです。
(銀杏)

Ryuou20091028_85 83手目▲7五歩は歩切れになるので全く検討されていませんでした。△8四飛に85手目▲7四香は有力と見られていました。△6四角▲7二香成の時に銀の逃げ場所が難しいです。どこかで▲6五歩と角を追ったり▲3七桂で駒補充する手もあり、先手が指せるのではないかと見られています。

(銀杏)

15時になり、2日目午後のおやつが出されました。
渡辺竜王がスフレチーズケーキとホットコーヒー。森内九段がフルーツロールとホットレモンティ。

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(渡辺竜王がスフレチーズケーキとホットコーヒー。森内九段がフルーツロールとホットレモンティ。飲み物は対局室でカップにいれます)

(銀杏)

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(14時45分ごろの控え室。84手目△8四飛の局面まで進んでいる。写真右の中倉女流初段が手に持っているのは富山県の郷土料理である、ます寿司)

20091029_monitor
(ふとモニターを見ると、記録係の菊地三段の姿がない。トイレに行ったようだ)

(銀杏)

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(土蔵造りの家が立ち並ぶ(写真左)。大正3年に建てられた赤レンガの建物(写真右)。現在でも銀行として活躍している)
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(鳳鳴橋に設置されている鳳凰の像。前田利長が、詩篇「詩経」の中の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」をもとに高岡と名づけた)

(銀杏)