2018年8月の記事

2018年8月28日 (火)

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Dsc_0222(激戦を振り返る広瀬八段)

Dsc_0203(ペースを握っている時間が長かった深浦九段だが……)

Dsc_0224(1勝1敗のタイに追いついた広瀬八段。感想戦では笑顔が見られた)

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第2局の中継ブログは以上で終了いたします。第3局の中継をお楽しみに。

 

Dsc_0175(超手数・長時間の将棋で、両者、疲労困憊の様子だった)

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―― 大変な長手数の一局でしたが。

広瀬 中盤あたりからずっと苦しくて、劣勢の時間が長かったように思います。

―― 山あり谷ありでしたが、どのあたりで勝ちになったと?

広瀬 反撃に出て、▲5一角から攻めの手番が回ってきて、こちらの玉が寄らないように気をつけながら。少し勝っているのかなと思っていました。

―― 入玉は考えなかったですか。

広瀬 展開によっては、入玉も視野に入れていました。

―― これで1勝1敗のタイになりました。

広瀬 気持ちを切らさずに最終局に臨めればなと思います。

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―― 一局を振り返ると。

深浦 寄せを逃して、粘られている感じがしていました。

―― 第3局については。

深浦 切り替えて臨みたいと思います。

   
 

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231手で、広瀬八段が深浦九段をくだしました。終局時刻は0時1分。消費時間は▲広瀬4時間59分、△深浦4時間59分。
これにより挑戦者決定三番勝負の対戦成績は互いに1勝ずつのタイとなり、決着は第3局に持ち越されました。第3局は9月6日(木)に東京・将棋会館で指されます。

2018年8月27日 (月)

201

先手がついに後手の攻めを余した。先手の広瀬八段が勝勢になっている。図は201手目の局面だ。根性の人、深浦もさすがに苦しい局面だ。
 

180

△3二金打と埋めた局面。時刻はすでに23時を回っている。また手数は180手に達している。深浦九段は根性の銀打ち。「これは今日中には終わらないという手ですね」とAbemaTVの屋敷九段。先手玉は▲7七玉から上に抜けるルートが見えている。

 

118

▲8一飛成に△3二玉としたのが図の局面。控室では「混戦」「激戦」「どっちが勝つかわからない」という声が聞こえてきた。広瀬八段の粘りで、形勢は混沌としてきている。

 

96

▲5三馬に図の△4二銀と弾いた手が厳しく、控室では後手優勢と見られている。深浦九段が連勝で、挑戦者に近くなっている。

Dsc_0093(竜王戦七番勝負初登場なるか)

 

Dsc_0166(読売新聞観戦記の解説を務める行方尚史八段。観戦記を担当するのは大川慎太郎さん)

Dsc_0172(いったん退室して、再び控室を訪れた鈴木九段)

Dsc_0167(控室では後手ペースの声が多くなってきている)