2018年7月20日 (金)

群雄割拠

羽生善治竜王佐藤天彦名人高見泰地叡王菅井竜也王位中村太地王座渡辺明棋王久保利明王将豊島将之棋聖

既報の通り、先日、豊島棋聖が誕生したことで、将棋界は8大タイトルを8人の棋士が1冠ずつ持ち合う形になりました。二冠以上の棋士がいない、この状態は実に31年ぶりの出来事です。

世代別に見てみると40代が2人(羽生善治竜王、久保利明王将)、30代が3人(佐藤天彦名人、中村太地王座、渡辺明棋王)、20代が3人(高見泰地叡王、菅井竜也王位、豊島将之棋聖)と3世代ほぼ均等に分かれており、今後のタイトル争いがどうなるか、ますます目が離せません。


広瀬章人八段久保利明王将三浦弘行九段

一方、今期の竜王戦決勝トーナメントは広瀬章人八段(1組優勝)、久保利明王将(1組4位)、三浦弘行九段(2組優勝)がベスト4に進出。本局のふたりを含めて40代3人、30代ひとり、20代ひとりが勝ち残っており、40代のベテラン勢が奮闘しています。

果たして羽生竜王の挑戦者は誰になるのか、今後の対局も『竜王戦中継サイト』でお楽しみください。