（午前の対局室。丸山九段は扇子を手に脇息にもたれ、三浦九段は窓のほうに視線を向けている）

 
将棋プレミアムでは、竜王戦決勝トーナメントの模様を全局解説付きで生中継している。
本局の解説は中川大輔八段、聞き手は飯野愛女流１級 。解説は15時開始予定。現在は対局室の様子が映し出されている。

【将棋プレミアム】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/

戦型は一手損角換わりになった。丸山九段は得意の一手損角換わりを選んだ。今後は右銀の動きがポイントになりそうだ。

（丸山九段は角換わりのスペシャリスト。どのような工夫や趣向が出てくるのか）
　

（丸山九段が駒袋を開ける）

（丸山九段は猛者が集まるランキング戦１組で５度目の優勝。第24期、第25期と２年連続で七番勝負に登場している）

（駒を並べる三浦九段。挑戦者決定戦進出は第18期以来。第18期の挑戦者決定三番勝負は木村一基七段（当時）と戦い、２連敗で敗れている）
　

（定刻の10時、対局が開始される。初手▲７六歩を着手する三浦九段）

（▲７六歩に対して、丸山九段の２手目は△３四歩）

（３手目▲２六歩を指す三浦九段。カメラマンが着手の瞬間を狙っている）
　

第29期竜王戦（主催・読売新聞）挑戦者決定三番勝負は丸山忠久九段（１組優勝）－ 三浦弘行九段（１組３位）戦の第２局は８月26日（金）に行われる。
第１局は丸山九段が先勝。本局に丸山九段が勝てば、挑戦者に決定。三浦九段が勝てば 、第３局にもつれ込むことになる。 持ち時間は各５時間。第２局の先手は三浦九段。

【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/

（感想戦は22時10分ごろ終了した）

（本局の棋譜。本日はご観戦ありがとうございました）

（先勝した丸山九段）

（敗れた三浦九段はあとがなくなった）

（感想戦の様子）

渡辺明竜王への挑戦を目指す第29期竜王戦挑戦者決定三番勝負第１局の▲丸山忠久九段－△三浦弘行九段戦は、21時39分に101手で丸山九段の勝ちとなりました。消費時間は▲丸山４時間59分、△三浦４時間18分。勝った丸山九段は、あと１勝で挑戦者です。
挑戦者決定三番勝負第２局は８月26日（金）に東京・将棋会館で指されます。

（広瀬八段、村山七段、佐藤和俊六段、及川拓馬六段が検討）