2015年10月の記事

2015年10月30日 (金)

Dsc_4353 (感想戦終了後、大盤解説会へ)

Dsc_4358_2 (渡辺棋王から挨拶。「激しい将棋でした。第3局も頑張りたい」)

Dsc_4363 (糸谷竜王は「封じ手の段階で思わしくなかった」と振り返った)

Dsc_4235 (勝った渡辺棋王)

Dsc_4242_2 (ワースト6連敗を脱出する白星。感想戦ではホッとした表情がうかがえた)

Dsc_4254 (糸谷竜王は、封じ手の段階で誤算があった)

Dsc_4289 (感想戦にハキハキと答える。竜王は切り替えが早かった)

Dsc_4302_2

Dsc_4330

Dsc_4215 (勝った渡辺棋王。シリーズ成績をタイに戻した。自身の連敗も止める、大きな勝利だ)

【渡辺棋王のインタビュー】
--攻めがきれいに決まったように見えましたが、将棋の作りや全体はいかがでしたか。

△2五桂が通れば。すぐに切らされるような手がなければ、指せるんじゃないかと思っていました。本譜みたいな攻める展開になれば、持ち駒が大きいので。

--△2五桂からは自信があった?

うーん。気づいていない手があるかもしれないと思ったので、指しかけのところは何とも言えないです。もう少し進んでみないと、ですね。

--確信を持ったのは?

おおよそ読み筋通りで進んだので、それなら勝ってるかなと。ちょっと気づいていない手があったら、まずいかなと思っていましたけど

--これでタイです。

振り出しに戻すことができたので、来月からも頑張ります。

Dsc_4221 (敗れた糸谷竜王)

【糸谷竜王のインタビュー】
--糸谷竜王に伺います。悪手や誤算がありましたか。

▲7七桂から▲7五歩の構想に問題があったかなと。▲8四飛打つのはしょうがないと思いました。そうなれば▲1二馬までは進むので、そこからでしたかね。もうちょっと△2五桂を抑えられる手を探さないといけなかったかもしれません

--△2五桂以降は苦しいという感じで?

封じ手は長考してしまいましたが、そこからよくなる手がひとつも見えなかったです。単に跳ね出されて悪いようでは、構想が悪いとしか言えません。

--次局以降は気を取り直して、ですか?

タイですので、来週近いですけれども、はじめに戻った気分で指していきます。

Dsc_4234 (すぐに感想戦が始まった)

20151030aitodanwatanabe60渡辺棋王は△7四歩と手を戻しました。手堅い指し回しです。

Dsc_4205 (14時頃の対局室)

Dsc_4201 (控室には広瀬章人八段。北海道札幌市出身)

Dsc_4200 (石高澄江女流二段は北海道江差町出身)

Dsc_4208_2 (のちに北海道名寄市出身、石田直裕四段も来訪した)

20151030aitodaniwatanaechuukyuu図の局面で昼食休憩に入りました。▲3五角に渡辺棋王が43分使って、2日目の昼食休憩に入りました。消費時間は▲糸谷5時間21分、△渡辺6時間6分。対局再開は13時30分です。