（本日の対局立会人は中村修九段）

（別件で訪れた阿部光瑠五段が挨拶に来ると、「何かいい詰将棋ないの？」と話題を振ってしばし師弟の時間を楽しんでいた）

対局は定刻の10時に開始されました。

（渡辺棋王の初手は▲７六歩）

（永瀬六段は△８四歩と応じた）

（朝、永瀬六段は９時45分頃に姿を見せた）

（永瀬六段の飲み物。第１局の時より少なめだ）

（渡辺棋王は９時50分頃に対局室入り）

渡辺棋王先手で始まった本局は▲７六歩△８四歩▲６八銀と進み、第１局と同じ矢倉模様の出だしになりました。以下△３二金に渡辺棋王は▲７八金。第１局で永瀬六段は▲６七金から早囲いに組んでいましたが、違う将棋に進むようです。

第28期竜王戦挑戦者決定三番勝負第２局は2015年８月31日（月）に行われます。

第１局を制したのは渡辺明棋王（２組２位、写真左）で、挑戦まであと１勝。永瀬拓矢六段（４組優勝、写真右）が挑戦権を得るには２連勝が必要です。対局は東京都千代田区・都市センターホテルにて10時開始。持ち時間は各５時間。先手は渡辺棋王です。

【棋譜中継ページ】

http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/28/ryuou201508310101.html

本局の中継は棋譜コメントを銀杏、ブログを睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

感想戦は23時26分に終了しました。
三番勝負第１局の中継はこれで終了いたします。第２局は８月31日（月）に引き続き「都市センターホテル」で行われます。

最後は大差になったが、感想戦はさっぱりとした雰囲気で始まった。

快勝で第１局を制した渡辺明棋王。

力が出せなかった永瀬六段。連勝記録も止まってしまった。

△８二飛（投了図）に永瀬六段が投了。挑戦者決定三番勝負第１局は渡辺棋王が先勝し、挑戦権獲得まであと１勝としました。終局時刻は22時33分、消費時間は▲永瀬４時間54分、△渡辺４時間35分。第２局は８月31日（月）に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。

22時25分頃の局面。永瀬六段は不屈の闘志で指し続けていますが、局面そのものは大差になっており、検討はほぼ終わっています。終局は近いようです。

時刻は21時を回りました。図の△７六桂で先手陣はもはや粘りの利かない形。後は攻め合いに活路を求めるしかない状況ですが、検討陣はなかばさじを投げた格好。どうやら後手勝勢と見ていいようです。残り時間は▲永瀬55分、△渡辺48分。

21時過ぎの控室。検討は続いているが、継ぎ盤の動きは悪い。