2014年8月 1日 (金)

挑戦者決定三番勝負の壁

Kesshou(第27期竜王戦決勝トーナメント)

竜王戦決勝トーナメントは第19期から現行方式になった。以降、左の山(1組優勝者がいる側)には「4・5・6組優勝者は1組5位に敗れる」という有名なジンクスがある。
実は右の山にもそれに近いデータがある。挑戦者決定三番勝負に進んだのは、第22期は2組優勝、それ以外はすべて1組の棋士。2組2位や3組優勝者はこの壁を突破できていない。糸谷六段が勝てば3組優勝者では初めてのことになる。ちなみに旧方式だった第7期は、行方八段(当時四段)が6組から挑戦者決定三番勝負に進んでいる。

【右の山の三番勝負進出者】
第26期 1組2位 森内俊之
第25期 1組2位 山崎隆之
第24期 1組2位 久保利明
第23期 1組3位 羽生善治
第22期 2組優勝 森内俊之
第21期 1組2位 木村一基
第20期 1組2位 佐藤康光
第19期 1組3位 佐藤康光
(段位・肩書きは略)