2010年11月の記事

2010年11月30日 (火)

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(「ちょっと読みが甘かったです」と阿久津七段。「七」を大きく書きすぎたようだ)

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(盤駒を提供してくださったのは、塩井一仁さん)

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(駒を入れる平箱にも両対局者の揮毫が入れられた)

(烏)

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(3組を盤に並べて、光の具合などを確認する)

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(テレビカメラの映りなども考慮に入れ、選ばれたのは……)

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(熊澤良尊作の古水無瀬を使うことに決定)

(烏)

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(宮松影水作の御蔵島黄楊赤柾盛上駒。書体は巻菱湖)

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(熊澤良尊作の御蔵島黄楊絹柾盛上駒。書体は古水無瀬)

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(平田雅峰作の御蔵島黄楊赤系柾目盛上駒。書体は錦旗)

さて竜王戦第5局で使われることになったのは、どの駒でしょう?

(烏)

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(一行は昼前の新幹線で、まずは東京から米原まで)

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(米原駅で「特急しらさぎ」に乗り換え、加賀温泉駅へ)

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(加賀温泉駅からは、マイクロバスで山代温泉「あらや滔々庵」へ)

(烏)

2010年11月26日 (金)

Hatakeyaman_3 (棋譜コメントより)

「この対局の前、両者が11月に先後同じで角交換の同型将棋があり、今回、羽生名人はまた同型の角換わりにになると思ったのではないでしょうか。


36 ところが渡辺竜王は、36手目△3三銀として変化したのは凄い勝負術で、


47 羽生名人の方も、渡辺竜王の研究済みを察知し、47手目に実戦例の少ない▲3五歩を選んだのは、両者さすがの駆け引きでした。


48封じ手の△4六歩が素晴らしく、羽生名人が忙しく指しにくい展開と思っていましたが、差を広げさせずに渡辺竜王にプレッシャーをかけたのが、結果的に渡辺竜王の攻め急ぎ(114手目△6九銀)を誘ったように思えます。両者、脳と体と魂を振り絞っての大熱戦で、最終局まで行くように思います。ご覧の皆さま方、もし、できればモニターの前で両対局者に暖かい拍手をして頂ければ、必ず両対局者に伝わると思いますので、よろしくお願いします。最後までお付き合いありがとうございました!」


2日間本ブログにお付き合いいただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

(若葉)