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2009年11月26日の記事

2009年11月26日 (木)

本局の棋譜

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(第22期竜王戦7番勝負第4局 93手で渡辺竜王の勝ち)

NHK衛星放送に出演

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(本番前のひとコマ。この後、生放送に出演した)

終局その後

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(感想戦は40分ほどだった。両者一礼し、シリーズが終了した)

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(退出する森内九段)

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(渡辺竜王には対局室で改めてインタビューが行われた)

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(様々な質問が飛ぶ。「ご家族は一局一局の勝敗では何も言わないと思いますが、防衛となったらどう出迎えられるのですか? 報告はどんな風に?」「私が竜王戦に出はじめたころからインターネットがありましたし、結果は知っていると思いますので特に報告はしないです。変わりませんよ」)

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(「竜王戦はなぜ強いのですか?」「いや、えーと、一生懸命やっているからでしょうか? 2日制が特に向いているわけでもないと思いますし。注目される大きな舞台で、自分の力以上のものが出ています」)


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(おやつのモンブランは最後まで手をつけられなかった)

(桜木)

自宅解説棋士の感想

20091126_48hiura 【日浦市郎七段】本局は渡辺竜王の完勝でした。森内九段としては実力が発揮できずに終わってしまいました。この将棋で一番印象に残ったのは48手目△2二角(日浦図)でした。僕はこの手を指されるまでまったく気づきませんでした。一歩間違えば単なる壁駒になりかねないこの角打ちに森内九段としては本局の命運を懸けたのですが、結果的にはうまくいきませんでした。ただ、この角打ちに代わる手も難しい。△6五銀とぶつける手も考えられましたが、▲同銀△同歩▲7三角△8一飛▲7二銀△4一飛▲8四角成という手がある。もしかするとその局面で渡辺竜王の研究範囲だったかもしれないと思います。今期の竜王戦は全体を通して渡辺竜王の充実振りが目立ったシリーズでした。近いうちに竜王以外のタイトルも取るような気がします。

20091126_49satou 【佐藤和俊五段】
本局は渡辺竜王の快勝となりました。私が一番印象に残った手は49手目の▲9六香(佐藤図)です。指されてみればこの局面では普通の手ですが私は▲7四歩が第一感だったので非常に落ち着いた一手に感じました。 45手目の前例を離れた▲7五同歩も堂々とした手ですが、その後▲9六香、▲7四歩、▲7三歩成と指したい手を全部指して勝ってしまったという一局でとても強い勝ち方だと思います。森内九段にとっては力の出ない将棋になってしまいましたが、初日が終わったところでやや先手が厚いと私は見ていたのでひょっとしたら将棋の作り自体があまり良くなかったのかもしれません。このカードが4局で終わるのはちょっと信じられませんがそれだけに渡辺竜王の強さと充実ぶりが際立ったシリーズだったと思います。

20091126_45sawada 【澤田真吾四段】私が印象に残った手は45手目の▲7五同歩(澤田図)です。前例では▲6六角と打ちましたし、実際私は▲6六角と打つのではないかと思っていました。この▲7五同歩は相手に有効な攻めがないのを見越した好手だったと思います。
一局を通してですが、42手目の△9五歩以降、森内九段の攻めは細く、渡辺竜王の方が若干良かったのではないかと思います。

(桜木)

終局直後の談話

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【渡辺竜王の話】「難しい将棋だったと思うのですが、2日目に入って少し指せる気がしていました。と金を作って、▲7四角と反撃に転じたところは、攻める順番が回ってきたので良くなったと思います。今シリーズは全体的に納得のいく将棋が指せたので、それが良い結果に繋がったのかもしれません。竜王戦では実力以上のものが出せているかなと思います。いつもと変わらず特別な心構えはありませんでしたが…昨年のようなこともありますので、一生懸命指そうと思いました。竜王戦は毎年目標にしていますので、結果を出せたのは非常に嬉しいですね」


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【森内九段の話】「途中から攻めさせられる格好になってしまって…本譜の攻めが無理だとすると、作戦的に良くなかったのかもしれません。シリーズを通して完敗でしたね。チャンスらしいチャンスも作れませんでした。内容的に見て、この結果も仕方ないかなと思っています」

終局写真

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(終局直後。報道陣がなだれこむ)

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(竜王位防衛を果たした渡辺竜王)

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(両対局者にすぐコメントがとられた)

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(まずは勝者から。インタビューを受ける渡辺竜王)

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(森内九段)

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(「完敗でした」と唇を噛む)

(桜木)

竜王戦第4局 投了の瞬間

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(93手目▲4一銀で森内九段が投了。渡辺竜王もすぐに答礼した)

(桜木)

渡辺 竜王防衛 6連覇達成

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渡辺明竜王に森内俊之九段が挑戦する第22期竜王戦7番勝負(読売新聞社主催)第4局は岐阜県下呂市「水明館」で行われ、93手で渡辺竜王が勝ち、4連勝で竜王位を防衛、6連覇を達成しました。

16時45分ころの控え室

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(対局室の映像)

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(検討の手は止まり、関係者はモニターを注視している)

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(モニターには両対局者と盤面が映されている)

(桜木)

16時30分ころの局面

20091126_nami83 83手目▲7一飛まで進んでいます。森内九段の持ち時間がどんどん減っていき、残り5分となりました。船江三段の秒読みの声がモニターから聞こえています。

(桜木)

16時15分ころの対局室

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(モニターに映る対局室。手番の森内九段が席を立った。森内九段の持ち時間は残り20分を切っている)

(桜木)

70手目△4七銀の局面 佐藤和俊五段の見解

20091126_70_2 森内九段が苦心の手順で細い攻めを続けています。△3七銀は意表を突く勝負手で渡辺陣に迫っています。受けに回るなら▲6八玉ですが△4八銀左成と迫ってどうか。攻めあいなら▲4四桂または▲7四角が有力です。ただし▲4四桂は△同角▲同歩△7五桂など後手も攻めが切れなくなるので先手が危険だと思います。▲7四角は応手を聞いたのち後手の飛車を取りに行く感じですね。△4七銀の瞬間が少しと甘いのでここで先手が反撃に転じるのでは思います。
2日目入ってから少しずつ後手の攻めが細い状況は変わってません。現局面は先手よしと見てます。

15時50分ころの控え室

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(控え室の検討盤面。藤田綾女流初段が渡辺竜王側、勝又六段が森内九段側を持っている。正座で背筋を伸ばして頑張る勝又六段だが、苦しい変化が多いようだ)

(桜木)

15時30分ころの局面

20091126_70 15時30分、70手目△4七銀まで進んでいます。森内九段は残り40分ほど。モニターから「渡辺竜王、残り2時間30分です」と船江三段の声が聞こえました。控え室の報道陣やNHK衛星放送のスタッフは、検討するプロ棋士にしきりに形勢を尋ねますが、先手ノリの声が多いようです。

(桜木)

虫? 

対局室の渡辺竜王が何かを見つめるようにしばらく後ろを向いていた。記録係の船江三段も同じ方向を見ていた。確認に対局室に入った観戦記担当の藤田麻衣子女流1級によると「虫がいたようで、壁にぶつかるような、かなり大きな音がしていました」とのことでした。

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(体をひねって後方を見る渡辺竜王。森内九段は席を外していた)

(桜木)

2日目 午後のおやつ

15時となり、対局室におやつが運ばれました。渡辺竜王は1日目と同じくモンブランとホットコーヒー。森内九段は注文なしでした。

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(渡辺竜王の注文。モンブランとホットコーヒー)

(桜木)

61手目▲6六歩の局面 澤田四段の見解

20091126_61 59手目の▲7三歩成が入ったのは大きかったと思います。▲7三歩成に対して△7七桂成には、▲8二と△7八成桂▲同飛と手順に飛車を回られ、▲7一飛成を狙われてしまいます。この展開は後手の歩切れが一番たたる展開でしょう。61手目▲6六歩では▲8六銀打も考えられました。62手目以降、△7七桂成▲同金△4五銀▲同歩△8五桂と攻めるのが有力だと思いますが、▲6七金と寄れば先手の飛車の利きが強く、先手が余していると思います。
形勢判断ですが、駒の損得は先手の歩得で、先手55対後手45とします。駒の働きは先手のと金が大きく、後手の角が壁角となっていることから、先手60対後手40とします。玉の安全度は先手の飛車の利きが大きいことと、後手の歩切れを考慮して、先手55対後手45とします。総合では、先手70対後手30だと思います。

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現地・大盤解説会

対局場の「水明館」では14時から大盤解説会がはじまっています。最初の解説者は立会人の桐山九段、聞き手は藤田綾女流初段です。

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(丁寧で分かりやすい解説。桐山九段)

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(衛星第2放送竜王戦中継の聞き手も務める藤田綾女流初段(左))

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(開場から多くのお客さんが詰めかけている)

(桜木)

竜王の踏み込み

20091126_59 午後の対局再開からバタバタと指し手が進みました。森内九段再度の△8五桂に、渡辺竜王は▲7三歩成と踏み込みました。モニターを見ていた控え室は「おお」と喚声が上がりました。△7七桂成には▲8二と△7八成桂▲同飛と取り合って、先手が指せるようです。

(桜木)

2日目昼再開 写真

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(再開の定刻13時30分には両者着座していた)

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(2日目の昼となると入室できる関係者はほとんどいない。空気が張りつめている)

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(渡辺竜王)

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(森内九段)


(桜木)

2日目昼 再開

20091126_54_2 昼食休憩から再開後、森内九段はさらに8分ほど考えて△5六銀と進め、銀を取りました。 以降、終局まで休憩はありません。

(桜木)

53手目▲7七同桂までの局面 日浦七段の見解

20091126_53_3 渡辺竜王が▲7四歩と攻めを催促したのに対して、森内九段は△7七歩とたたきました。こうなれば後手としては攻め続けるよりありません。問題は▲7三歩成とされた時に飛車を捨ててでも攻め続けるのか、いったん飛車を逃げることになるのか。予想手順は▲7七同桂に△同桂成▲同銀△5六銀▲同歩△8五桂▲8六銀△9五香▲7三歩成。ここで△7七歩が利くか。▲8二とと飛車を取って△7八歩成▲同玉となっても、後手容易でないような気がします。持ち駒に歩がなくなると飛車の王手の時に△4一歩と打てなくなるのがつらいところです。また、▲7三歩成に△9二飛や△8一飛と逃げる手もありますが、どちらも▲7四角が厳しい手になりますし、いったん▲6八玉と上がれば先手玉もしばらくは安泰です。

200921126keisei53_2 

昼食準備

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(左は昼食準備中。「椀物はどのくらい注いだらいいかしら?」「対局者への愛情の分だけ注ぎなさい」「じゃあ、たっぷりと。愛情は減るもんじゃなし」と、漫才のようなやり取りもあった。)

(右は昼食のメニュー表。ケーキはホテルのパティシエの手作りとのこと。※クリックすると画像が大きくなります)

(烏)

2日目の昼食

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(渡辺竜王は飛騨牛のまぶし丼)

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(森内九段はエビフライセット)

(烏)

昼食休憩時の対局室

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(43手目▲7七同桂まで)

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(先手、渡辺陣)

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(後手、森内陣)


(桜木)

2日目 昼食休憩

20091126_53_2 この局面で森内九段が16分考えて2日目の昼食休憩に入りました。ここまでの持ち時間各8時間のうち、消費時間は渡辺竜王4時間22分、森内九段6時間35分です。昼食の注文は渡辺竜王が飛騨牛まぶし丼、森内九段がエビフライセットです。13時30分に再開されます。

激しい流れに

20091126_53 53手目▲7七同桂まで進んでいます。「激しい流れになってきました。ひょっとしたら終局も早いかもしれません」と立会人の桐山九段。▲7四歩とじっと伸ばした手の評判がよく、控え室は渡辺竜王をもちたい、という声が多く聞かれています。

2日目正午

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(12時ころの対局室。手番の森内九段が席を外している。昼食休憩は12時30分から)

(桜木)

下呂の風景(3)

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(下呂温泉合掌村の入り口。将棋界では飛騨の中飛車合掌造りで有名)

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(入場料は大人800円。平日ながら、なかなかの賑わいを見せている)

(烏)

下呂温泉の風景(2)

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(飛騨川沿いの公共露天風呂。平成22年からは、条例により水着着用が義務付けられる)

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(左は一人さびしく佇むチャップリン像。下呂ではチャップリン映画祭という催しが行われたこともある。)

(烏)

下呂温泉の風景(1)

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(下呂温泉駅前)

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(左に向かい、このトンネルを抜けると水明館が見える)

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(駅から右に行くと、何やら暗いトンネルが…)

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(暗くなっているのは、地面を星のように輝かせるための工夫。こちらからも水明館に行くことができる)

(烏)

51手目▲7四歩の局面 佐藤和俊五段の見解

20091126_51 △2二角からの攻めは森内九段の苦心の構想ですね。▲7四歩(図)は指したかった手で大きな1手です。この後△5六銀▲同金△9九角成▲7三歩成△8一飛が予想されますが、この局面は7三のと金が私は大きく先手持ちです。▲5六同金に△7七歩からの攻めも歩の数が少ないので余されそう。現局面はやや先手が厚いと見ています。

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11時過ぎの控え室

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(11時過ぎの控え室。桐山九段と脇八段が検討中)

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(左は衛星放送聞き手の藤田綾女流初段。奥は観戦記担当の藤田麻衣子女流1級。青野照市九段も来訪)

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(下呂温泉は快晴)

(桜木)

2日目 午前のおやつ

10時に対局室におやつが運ばれました。渡辺竜王はアイスコーヒー、森内九段は注文なしでした。

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(渡辺竜王のアイスコーヒー。コップと茶碗は両対局者の脇に置かれているポットのお茶と水に使われる)

(桜木)

48手目△2二角の局面 澤田四段の見解

20091126_48_2 封じ手は△8五桂でした。この手に対して、▲7六銀は△6五銀▲同銀右△同歩で、後手から△5五角が残るのを嫌ったのでしょう。48手目の△2二角は見えてはいたので、昨日の封じ手予想の段階で言っておくべきでした(笑)
49手目は▲6六歩が有力だと思います。以下△4五銀直▲同銀(▲同歩は一発△4六歩が入る)△同銀▲同歩△6六角▲7七銀打△5五角のような展開になると思います。
駒の損得はなしで、玉の堅さは、▲4七金に対して、△5二金+底歩が利く、を比較して後手に分があると思います。駒の働きは、先手が角を手持ちにしている分得ですが、後手の△2二角がどこまで働くかによるでしょう。形勢はまだ互角だと思います。

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2日目再開 写真2

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(立会人の桐山九段が封じ手2通を両対局者に示す)

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(はさみを入れて開封)

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(記入された封じ手を両対局者に示し、森内九段が△8五桂を着手。報道陣はそこまでで退出、2日目の対局がはじまった)

桐山九段が「封じ手は△8五歩です」と読み上げたように聞こえ、関係者にやや動揺が走った。封じ手用紙には矢印で△8五桂と記されており森内九段も△8五桂を着手。控え室に戻った桐山九段は「△8五桂ですよ。私△8五歩って言った? △8五桂ですよ△8五桂」と説明。記者たちの聞き間違いかもしれない。

(桜木)

2日目再開 写真1

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(8時50分ころ、森内九段が入室。盤側は左から新聞解説の脇八段、立会人の桐山九段、記録係の船江三段、観戦記を担当する藤田麻衣子女流1級。藤田女流1級は淡い緑を基調とした着物姿)

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(渡辺竜王は8時53分ころ「おはようございます」と一礼して入室)

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(上座の渡辺竜王が駒袋を開け、駒を並べる)

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(船江三段の読み上げに合わせて、封じ手の局面まで指し手を進める)


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(渡辺竜王)

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(森内九段)

(桜木)

封じ手

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(2通の封じ手。表と裏。両対局者の封印はたすきがけの位置)

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(封じ手用紙。図面は記録係の船江三段が作成)



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(森内九段が赤い矢印で△8五桂を示している)

(桜木)

封じ手予想の集計結果

20091126_46_2
封じ手予想の集計は以下の通りです。正解の△8五桂は1番人気でした。

△8五桂…14票
△6五銀…8票
△6五桂…2票
△6三金…2票
△6五歩…2票
△7二飛…1票
△8五歩…1票
△8三角…1票
△4五銀直1票
△9五香…1票
△9七歩…1票

(桜木)

封じ手は△8五桂

20091126_46 森内九段の封じ手は△8五桂でした。2日目の戦いが始まりました。

2日目朝

おはようございます。今朝の下呂温泉は晴れ。本日もよろしくお願いいたします。

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(水明館から見た下呂温泉)

20091125asagoro2
(対局室のある「青嵐荘」)

(桜木)

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