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39手目に、渡辺竜王は37桂と跳ねる。この手は、検討陣の意表をつく一手。簡単に言ってしまえば、渡辺竜王は、ここで羽生名人の指し手が難しい為、様子を見ましょう、とのこと。単に▲88玉だと、△65桂といったような手が少し、気になる。
一旦、▲37桂とし、そこで、羽生名人が△72玉ならば、△65桂のような仕掛けは、しにくくなる。そこで、▲88玉とする、といった意味がある。
非常に細かい応酬であるが、こういった積み重ねによって、トップクラスの「将棋」は、成立しているのだ。