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*第65期王座戦挑戦者決定戦

2017年7月28日 (金)

感想戦

Img_7039感想戦の様子。

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【第65期王座戦五番勝負スケジュール】

第1局:9月5日(火)宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」
第2局:9月19日(火)大阪府大阪市「ウェスティンホテル大阪」
第3局:10月3日(火)新潟県南魚沼市「龍言」
第4局:10月11日(水)神奈川県横浜市「横浜ロイヤルパークホテル」
第5局:10月17日(火)山梨県甲府市「常磐ホテル」

本局の中継は以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

(八雲)

終局直後

Img_7010終局直後の様子。

Img_70132度目の王座挑戦を決めた中村太六段。

【中村太地六段の談話】

――今日の将棋を振り返っていかがでしたか。
「こちらがすごく攻められる感じだったので怖くはあったのですけれど……進んでみると、少し余せそうなのかなと感じていました。ただ、具体的にはわからなかったですが」

――羽生王座への挑戦権を獲得されましたが、五番勝負の意気込みをお願いします。
「しっかり準備をして、精一杯、実力を出しきれるように、気持ちを込めて戦いたいと思います」

――王座挑戦は2回目になりますが、前回と今回で違いは。
「ここ数年は挑戦に全然絡めない時期が続いたので、まっさらな気持ちで臨みたいと思います」

Img_7020青嶋五段は力を出せなかった。

【青嶋未来五段の談話】

――今日の将棋を振り返られていかがでしたか。
「中盤からは全然ダメになってしまって。そこからはどうしようもなかったです」

Img_7032感想戦の前に両者のインタビューが行われた。


(八雲)

中村太六段が王座挑戦

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図の局面で青嶋五段が投了を告げました。終局時刻は17時16分。消費時間は、▲青嶋2時間57分、△中村3時間54分。
中村太六段が、2度目となる王座挑戦を決めました。

(紋蛇)

後手勝勢に近い

74時刻は16時を回りました。
控室には佐藤和俊六段、杉本和陽四段が来訪。野月八段と検討していますが、すぐに手が止まって先手が粘れそうな順が見つからないといわれています。

「後手が優勢、それも勝勢に近い優勢だと思います」(佐藤和六段)

Img_700716時過ぎの控室の様子。

(八雲)

中村太六段踏み込む

70前図から中村太六段は41分の長考で△5七歩成と攻めに出ました。

「最も直線的な順に踏み込みました。以下は▲3四桂に△3八歩▲同金△5六角などが予想される進行例です。いずれにしても早い終局が予想されます」(野月八段)

(八雲)

野月八段は「後手を持ちたい」

69図は15時10分頃の局面。
現局面は銀桂香と角の交換で先手の駒得。ただし、9一の成銀が働いていないため形勢は難解です。

「好みもありますが、どちらを持ちたいか、と聞かれたら居飛車(後手)ですね。ただ、完全に受けきるのは難しい感じがするので、どこで攻め合いに出るかがポイントです」(野月八段)

Img_699915時頃、控室には中村真梨花女流三段が来訪して、野月八段と継ぎ盤を挟んでいる。

(八雲)

銀で桂香を取る狙い

59図は14時40分過ぎの局面。
先手の打った▲7二銀は、8一桂と9一香を取る狙いです。ここまでの消費時間は▲青嶋2時間18分、△中村2時間15分。

「通常は銀で桂香を取りにいくのは駒の効率が悪いため指しづらいのですが、本譜の場合は▲7二銀が飛車当たり、以下△5三飛に▲8一銀成と桂を取った手も、次に▲4五桂の狙いがあります。さらに△4四金に▲9一成銀と香を取ると▲4九香の狙いがあって、先手先手で桂香を取れるというのが先手の主張です」(野月八段)

Img_6869青嶋五段の手元のお盆。朝はドトールコーヒーを持参していた。

(八雲)

先手の攻め、後手の受け

54図は14時20分過ぎの局面。
先手が角切りから強襲し、いま後手が△4二金と引いたところです。先手の激しい攻めに対して、堂々と受けに回った中村太六段。先手の攻め対後手の受けの図式になっています。

「パッと見だと、先手が相当うまく攻めないと繋がらない感じがしますが、自分は穴熊をそれほど指さないので……。相穴熊の戦いを得意にしている人の感覚だとまた違うのかもしれません」(野月八段)

Img_6875堂々と受けに回った中村太六段。

(八雲)

将棋会館売店

Img_6995将棋会館1Fの売店。盤・駒や棋書が売られている。今日は棋士が3人もいた。

Img_6985「老師」こと(故)河口俊彦八段の王座戦観戦記集。

Img_6981青嶋五段の著書。

Img_6993棋士は左から飯島栄治七段、佐々木慎六段、野月浩貴八段。

Img_6991せっかくなので、飯島七段に昨日発売されたばかりの自著を持ってもらった。

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名著『飯島流引き角戦法』の文庫版だ。(マイナビ将棋文庫)

(八雲)

対局再開

Img_6953両対局者は再開時刻の10分以上前から盤の前に戻っていた。

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Img_6966再開からほどなくして中村太六段は△3三同金上を着手した。

(八雲)

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