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2018年9月

2018年9月20日 (木)

感想戦

Img_3908_e_sai02 (斎藤慎七段は王座奪取まであと1勝)

Img_3858_e_naka01 (敗れた中村太王座は次局、カド番を迎える)

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Img_3924_e_heya06 (感想戦は23時30分まで行われた)

以上で本局のブログ更新を終了致します。
ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。

10月2日(火)に宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」で行われる第3局もお楽しみに。
それでは失礼致します。

(虹)

大盤解説会に対局者登壇

Img_3806_io00 (多くの将棋ファンの前に両対局者が姿を見せた。感想戦の前に、本局を軽く振り返る)

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Img_3825_io05 (やや離れて立会人が見守る)

(虹)

局後インタビュー

終局後、まずは局後インタビューが行われました。

【斎藤慎太郎七段】

Img_3768_ib_sai――本局を振り返って。
斎藤 序盤、中盤と指しにくい印象になってしまいました。ただ玉が見えるよう、実戦的にねばれたのか。形勢は最後までよく分からなかったですね。

――2連勝となりました。第3局に向けて。
斎藤 いままでどおり、しっかりと将棋を指したいなと思います。

【中村太地王座】

Img_3763_ib_naka――本局を振り返って。
中村 夕食休憩明け(69手目▲4七金)あたりは、こちらがよくなる手が何かありそうな気はしていたのですが、どれも際どくて。玉がずっと動く展開になって、終盤で間違えてしまった感じですね。

――第3局に向けて。
中村 盤上に集中して、しっかりやりたいと思います。

Img_3773_ig (このあとすぐに大盤解説会場に移動し、将棋ファンの前で本局を振り返る)

(虹)

斎藤七段が勝ち、奪取まであと1勝

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七番勝負第4局は138手で斎藤七段の勝ちとなりました。終局時刻は22時17分。消費時間は▲中村4時間59分、△斎藤4時間59分。斎藤七段が対戦成績を2勝0敗とし、タイトル奪取まであと1勝としました。第3局は10月2日(火)、宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」で行われます。

(飛龍)

最後の攻防か

_125中村太王座は迷うような手つきで1七に角を打ちました。△4四桂と受ければ、△8九銀以下の詰めろが残せます。控室では「終局近し」の声が聞こえました。

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Img_3100_z_naka01 (この4手後、中村太王座も一分将棋に入った)

(虹)

激戦化

_115継ぎ盤では△7三銀打▲6四銀△同銀▲6五銀△7三銀打……という千日手の可能性も示されました。ただし実戦はここで△7三金。「決着をつけにいった手ですね」と稲葉八段。序中盤は先手よし、終盤は後手よし、現局面は激戦と、形勢が揺れ動く一局となっています。

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(虹)

斎藤慎七段、一分将棋に突入

_102102手目△5六金以降、斎藤慎七段は一分将棋となります。対する中村太王座は11分を残しています。

Img_3751_hikae (モニターに注目する関係者や、継ぎ盤を囲む棋士たち)

(虹)

攻めが切れない

_96_2「先手が反撃に出るならば、このタイミングしかありませんでした。実戦はここで▲7八玉と上がりましたので、後手の攻めに対して当たりがきつくなっています。もうこの攻めは切れないと思います」(大石七段)

Img_3749_2120oisi (現局面を分析する大石七段)

(虹)

寄るや否や

 

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Img_3746_h2100c (継ぎ盤検討の一例。すぐに別の変化に移った)

継ぎ盤の駒がせわしなく動く中、「これで寄りですか!」と淡路九段の声が控室に響きました。斎藤慎七段が残り10分を切ると、対局室モニターからは記録係の秒読みの声。いよいよクライマックスです。

(虹)

最終盤の様相

Img_3698_o2030a (大盤解説はダブル解説。糸谷八段が軽快に読み筋を披露する)

Img_3719_o2030b (稲葉八段。丁寧な口調で煽り合うスタイル)

_86時刻は20時45分。残り時間は▲中村太26分、△斎藤慎24分。局面も残り時間も煮詰まってきた。
「後手の攻めは、そう簡単にはほどけませんよ。手順に後手玉の上部が厚くなってきましたし、先手は受けに徹してどうか。形勢自体はまだまだ難しそうです」(北浜八段)

(虹)

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