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2012年9月

2012年9月19日 (水)

第4局は再来週、陣屋にて

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羽生二冠が奪還まで1勝に迫った第60期五番勝負。迎える第4局は10月3日(水)、神奈川県秦野市「陣屋」で行われる。

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ニコニコ生放送・佐藤天彦七段の感想

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佐藤天彦七段「序盤から力戦形の将棋になり、銀、桂交換には驚きました。羽生二冠は駒損をしたものの、その後主導権をうまくにぎってそのまま寄せきったといった感じです。本日はご観戦いただきありがとうございました」

感想戦(2)

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(渡辺の敗因が早めに見つかったためか、終始なごやかな雰囲気だった)

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感想戦(1)

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終局直後の談話

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羽生二冠「第1局と同じ出だしだったのですが、銀桂交換の形にしてしまったので、作戦としてはつまらなかったかなと思いました。良くなったかなと感じたのは、▲7七玉(85手目)と上がったところです」

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渡辺王座「この作戦は予定でしたが、しばらく経ったところで2筋を攻められて……厳しかったですね。銀桂交換のところ形勢がよくわかりません。△1三角(56手目)は角が使いにくくなってしまったので、どうだったか。△2二玉(62手目)は勝負手気味でした」

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大盤解説会場へ

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(まずはタイトル保持者の渡辺が感想を述べる)

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(自分の順番を待つ。頭の中はまだ、駒が泳ぎまわっているのだろうか)

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終局直後

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羽生二冠勝利。奪還へ王手

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この手を見て渡辺王座が投了した。先手玉には詰みがなく、詰めろを続ける△5七角成は▲2一飛△同玉▲2三飛成で後手玉が詰んでしまう。終局時刻は20時42分。消費時間は▲羽生4時間9分、△渡辺4時間38分。本局を制した羽生二冠は王座奪還へあと1勝と迫った。第4局は10月3日(水)、神奈川県秦野市「陣屋」で行われる。
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満員御礼

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(20時半過ぎの大盤解説会場)

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(大勢が決した感もあり、解説会は雑談に入っている)

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羽生優勢

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渡辺王座が次の手を指さないまま、時間が過ぎていく。
控室では後手に思わしい手段がないという見立てが固まりつつある。
「羽生挑戦者が良いと思います」と森下九段。岡崎六段、中村太六段からも異論は出ない。

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