2015年10月26日 (月)

感想戦(2)

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以上で第63期王座戦五番勝負の中継を終了いたします。
ご観戦、誠にありがとうございました。

(八雲)

感想戦(1)

Img_3751感想戦は終盤を中心に行われた。

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(八雲)

大盤解説会場へ

Img_3679感想戦の前に大盤解説会場でファンに挨拶。

Img_3664「ちょっと序盤に仕掛けられてしまったので、面白くない将棋にしてしまったかなと思っていました」

Img_3675「積極的に仕掛けていったんですけど、こちらの左辺をバラバラにされてしまって、まとめにくく自信がない展開になってしまったかなと思いました。竜を作ったあたりで、もう少しいい手がなかったかなと思います」

(八雲)

終局直後の様子

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Img_3609防衛を決めた、羽生善治王座。

【羽生善治王座インタビュー】
――本局を振り返っていかがでしたか。
「序盤で▲7七角と上がって、少し工夫したつもりだったんですけど……。端からこられて、ちょっと先手としてはつまらない将棋になってしまったかなと」

――形勢がよくなったと思ったのはどこでしょうか。
「▲4四桂を打ったところでは少し面白くなったんじゃないかと思いました。それまでは、そんなに成算があったわけではなかったです。竜も作られてしまったし、少しずつ悪いと思っていました」

――これで王座防衛ということになりましたが、それについて感想をお願いします。
「非常に苦しいシリーズだったので、結果が出せてよかったと思っています」

Img_3645佐藤天彦八段は初タイトルの奪取ならず。

【佐藤天彦八段インタビュー】
――本局を振り返っていかがでしたか。
「積極的に仕掛けたつもりだったのですが、かなり守りが薄くなってしまったので、あまり自信はなかったですね」

――ずっと形勢には自信がなかったのでしょうか。
「竜を作ったあとに何かないかと、いろいろと考えたのですが、ちょっとそのあたり具体的な手段が思いつかなかったので。あまり自信のない局面が続いていたのかもしれないですね」

――惜しくも初タイトルの奪取はならなかったわけですが、そのことについてご感想をお願いします。
「自分なりに力は出せたとは思うのですが、非常に難しい局面が多くて。そういった難しい局面でしっかり指せるようにできたらなと思います」

(八雲)

羽生王座が防衛を果たす

85 85手で佐藤八段が投了。第63期王座戦五番勝負の最終結果は羽生王座の3勝2敗。羽生王座が4期連続、23期目の王座獲得を決めました。七大タイトルの通算獲得数は94期になります。


先手優勢

73図は20時半頃の局面。
控室の評価は先手優勢ではっきりしました。駒割りは飛車香と金桂の交換で後手駒得ながら、後手の竜は押さえ込まれており、持ち駒の飛車と角もすぐには働きません。対する先手は手番を握っており、と金の存在も大きい。羽生王座が、防衛にぐっと近づいています。

Img_3493常磐ホテルに展示されている、過去の将棋タイトル戦の様子。王座戦は今期で3期連続、ほかに名人戦が2回行われています。そして、その全てに羽生王座が出場しています。

(八雲)

わずかに先手持ち

Img_3589大盤解説会は本日、来訪した青野照市九段と立ち合いの森下九段の豪華コンビ。

Img_3590▲1四飛の飛車切りを決行したあとの解説で「△2九飛からの後手の攻めは手数がかかる。少し先手が指しやすい気がしますね」と青野九段。

Img_3594森下九段も先手の攻め筋の検討に力が入っていた。

Photo_4こちらは関西将棋会館から届いた、棋士室の検討の様子。竹内雄悟四段(左)、宮本広志四段(右手前)、長谷川優貴女流二段(奥)などの顔が見える。58手目△2六香のあたりから流れが変わり始めて、現在は先手持ちと見られているとのことだ。(撮影=夏芽)

(八雲)

諸刃の剣

59時刻は19時半を回りました。すでに残り時間が1時間を切っている佐藤八段は、図の局面で時間を使っています。後手はともかく4三の地点を受けることは間違いないでしょう。受け方はいくつかあって、どれも難解です。
先手はどこかで▲1四飛△同歩▲2三歩成の切り札を使うと思われますが、飛車を渡すと△2九飛▲3九金△1九飛成~△2八香成の攻めが速いため、決め手にならなければ一気に敗勢に陥る恐れもあります。飛車切りという諸刃の剣は、果たしてどちらの息の根を断つのでしょうか。

Img_3568夜の庭園はライトアップされている。

(八雲)

関西将棋会館 大盤解説会の様子

18時から始まった、関西将棋会館の大盤解説会の様子です。

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Photo_2 北浜健介八段。

Photo_3 北村桂香女流初段

夕食休憩までの局面、関西の検討陣は後手持ちと見ているそうです。

(撮影=夏芽、記事=八雲)

夕食休憩

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図の局面で18時を回り、羽生王座が19分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲羽生3時間33分、△佐藤3時間57分(持ち時間は各5時間)。夕食の注文は両者ともに「ミックスサンドイッチ」。飲み物は羽生王座が「オレンジジュース」、佐藤八段が「ホットココア」。対局は19時に再開します。

Img_3563羽生王座はオレンジジュースと組み合わせた。

Img_3565佐藤八段は昼食、おやつから3回続けてホットココア。

※対局者と同じメニューを注文して撮影しました。

(八雲)

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