第68期王将戦七番勝負第4局 Feed

2019年2月25日 (月)

Img_1876 14時を回り、現地では大盤解説会が始まった。

Img_1892開始直後から多くのお客様が来場している。最大600人収容の大きな会場なので、満席になる心配は少ないようだ。

Img_1883 佐々木勇七段が序盤から丁寧に解説を進めていた。

Img_1885 和田女流初段は巧みな進行を見せていた。

2019022462図は13時50分頃の局面。
昼食休憩明け、久保王将は▲8八角と引きました。辛抱した手ですが、検討陣は△5六歩からの攻めが厳しく、辛抱しきれないのではないかと見ています。14時から始まる大盤解説会で解説する佐々木勇気七段に話を聞きました。
「渡辺棋王が△5六歩を決断すれば、あとは流れるような手順が続くため変化の余地が少ないです。早い終局になるかもしれません」(佐々木勇七段)

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12時30分、久保王将が61手目を考慮中に昼食休憩に入りました。休憩前の考慮時間は1時間9分、消費時間は▲久保6時間4分、△渡辺4時間58分。昼食の注文は久保王将が「和琉弁当」、渡辺棋王が「和食弁当」。対局は13時30分に再開します。

Img_1819 【和琉弁当】海ぶどうサラダ、ラフティー煮物、もずく酢、ゴーヤーチャンプル、フルーツ、マンビカーバター焼き、みそ汁、白ご飯

Img_1813 【和食弁当】冷しそば、天ぷら、小田巻蒸し、鮭の塩焼き、筑前煮、玉子焼き、フルーツ、みそ汁、白ご飯

対局日の前日、現地入りした両対局者は沖縄を代表する史跡の首里城跡を見学しました。

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Img_0911 中国の城の影響を受けている首里城は、朱塗りされた建造物であることが特徴的だ。

Img_0909 頑丈な城壁を抜けて内部に入る。

Img_0924 首里城の正殿。

Img_0939 正殿前の御庭(うなー)で記念撮影。

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Img_0986 城郭の東端に築かれた物見台(東のアザナ)からは、那覇市内が一望できる。

Img_0973 那覇の街をバックに記念撮影。

2019022459図は10時11分頃の局面。
Twitter解説2日目を担当する阿部隆八段のここまでの解説を抜粋します。

■Twitter解説■
阿部隆八段>封じ手は△6五桂でした。渡辺陣としてはこれで全軍躍動。久保王将としては攻め合いに活路を見いだすしかない局面です。▲1四歩を入れて▲3五歩。あるいは単に▲3五歩。
渡辺棋王の△7五歩(38手目)からの先制攻撃が機敏でペース握った展開になっています。現局面は直線的な流れで、王の固さ、駒の効率に勝る後手持ちです。久保王将としては平凡には指せない局面なので予想外という手段に訴えるかもしれません。
▲1四歩(53手目)〜▲1三歩はひねりましたね。歩を連打せずに香を吊り上げたのは大きいということでしょう。
ただ、考えれば考えるほど久保王将に厳しい局面に思えます。▲3五歩には△5五銀で、以下一例として▲同角△同金▲3四歩には△5六歩(下図)が鬼筋。▲同歩は△2四角が痛い王手で終了形です。(後手有利)

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Img_1696 指し手の再現は順調に進み、8時58分頃に封じ手前の局面にたどりついた。

Img_1706 立会人の東八段が封じ手を開封する。

Img_1718 封じ手の△6五桂が読み上げられ、渡辺棋王がすぐに盤上に着手した。

Img_1721 時刻はちょうど9時。対局再開が告げられた。