第65期王将戦七番勝負第1局 Feed

2016年1月11日 (月)

2日目15時、最後のおやつは郷田王将が「ホットコーヒーと何か甘いものを」という注文で、急遽、抹茶生チョコレートとマロングラッセが用意されました。羽生名人は「フルーツ盛り合わせ」と「レモンティー」です。

Img_6696抹茶生チョコレートとマロングラッセ、ホットコーヒー。

Img_6698羽生名人は定番のフルーツ盛り合わせとレモンティー。

5214時10分頃の局面。激しくなりそうでならない、じりじりとした展開が続いています。しかし、そろそろ戦いが激化する雰囲気です。

Img_6693控室には静岡県出身の青野照市九段(焼津市出身)、神谷広志八段(浜松市出身)が来訪。

現局面から後手が攻める変化をいくつか検討していますが、先手よしの変化もあれば、後手よしの変化も出ています。神谷八段にどちらを持ちたいかたずねたところ、「後手を持って攻めを続ける自信がないので先手持ちです。玉の位置が2二なら全然違うんですが」とのことでした。

Img_6206掛川城の敷地内は広い公園になっており、市民の憩いの場だ。

Img_6191子どもが走り回れる広場がいくつもある。

Img_6217お散歩コースにもよさそうだ。

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Img_6187対局場の二の丸茶室。普段は掛川茶を味わえる。

4912時30分、図の局面で羽生名人が12分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田5時間27分、△羽生5時間29分。昼食は郷田王将が「ビーフカレー」、羽生名人が「松花堂弁当」。どちらも別皿でイチゴが添えられるとのことです。

Img_6636ビーフカレー。

Img_6643松花堂弁当。

掛川市のシンボルである掛川城。天守閣は山内一豊によって1596年に建立されました。その後、大地震で倒壊し失われましたが、発掘調査を行い1993年に木造で再建されました。

Img_6597_2掛川城の正面より。対局場の二の丸茶屋は向かって右手にある。

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Img_6611天守閣に至る路は細く険しい。

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日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント(@shogi_mobile)ではプロ棋士による解説が行われています。2日目の担当は終盤力に定評のある広瀬章人八段です。
・日本将棋連盟モバイルTwitter https://twitter.com/shogi_mobile

2015hirose広瀬章人八段。

1130早くも深い読み筋が解説されている。

Img_6588大盤解説会、2日目は10時半の開始から立ち見が出る大盛況だ。

Img_6586解説は中座七段から。

Img_6592開始時は中村修九段も同時登場。以降は交代で行うとのことだ。

【現地大盤解説会】(2日目)
第1局は対局場の掛川城に隣接する大日本報徳者大講堂にて、現地大盤解説会が開催されます。国の重要文化財にも指定されている歴史ある建造物で、現地ならではの臨場感あふれる解説をお楽しみください。

■日時
2日目:1月11日(月・祝)10時~終局まで

■会場
大日本報徳社大講堂
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/rekishibunka/houtokusha.html
※会場には専用駐車場はありません。
 公共交通機関または大手門駐車場など有料駐車場をご利用ください。

■参加料
2日目:1,500円
※高校生以下無料