2017年1月24日 (火)

王の早逃げ

_81久保九段は残り時間37分の半分以上を費やして▲1七玉。「うお、上か、上のほうがいいのか」と盤面モニター前の面々から声が上がりました。代えて▲1八玉で先手優勢といわれていましたが、この▲1七玉も同様の狙いのようです。七番勝負第1局では、端玉に早逃げする妙手が水面下で存在しました。第2局でも端玉が勝敗を分かつポイントになりそうです。

Img_4330_z_kubo (久保九段が自玉の早逃げで、後手の攻めを許さない構えに)

【第66期王将戦七番勝負第1局 ▲郷田真隆王将-△久保利明九段戦】
http://mainichi.jp/oshosen-kifu/170108.html