第60期王位戦七番勝負日程
豊島将之王位-木村一基九段戦
第1局 7月3日(水)4日(木)愛知県名古屋市「か茂免」
第2局 7月30日(火)31日(水)北海道札幌市「京王プラザホテル札幌」
第3局 8月8日(木)9日(金)福岡県福岡市「大濠公園能楽堂」
第4局 8月20日(火)21日(水)兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」
第5局 8月27日(火)28日(水)徳島県徳島市「渭水苑」
第6局 9月9日(月)10日(火)神奈川県秦野市「元湯陣屋」
第7局 9月25日(水)26日(木)東京都千代田区「都市センターホテル」
挑戦者決定戦の中継ブログは以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。
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(7回目のタイトル戦(王位戦は4回目)登場を決めた木村九段。感想戦では笑顔がこぼれた)
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―― 一局を振り返っていかがでしたか。
木村 最後は間違えて、(先手玉が)寄らなくなって、負けにしたかなと思いました。
―― その前の攻防は。
木村 この一局でいえば、まずまずかなと。ずっと難しいと思っていました。
―― 一分将棋で形勢不明なところもあったようですが。
木村 負けていても……と思いましたね。
―― 挑戦権を獲得したお気持ちを。
木村 うれしいです。若いタイトルホルダーが多いですが、思いきりぶつかっていきたいです。
―― 一局を振り返っていかがでしたか。
羽生 桂頭を攻められる感じで、つまらない将棋にしてしまったかなと。終盤は少し難しくなったと思いましたが、正しい手を指せませんでした。
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136手で、木村九段が羽生九段をくだしました。終局時刻は20時15分。消費時間は▲羽生3時間59分、△木村3時間59分。
勝った木村九段は、豊島将之王位への挑戦権を獲得しました。七番勝負の第1局は、7月3日(水)、4日(木)の二日間にかけて愛知県名古屋市「か茂免」で指されます。
木村九段が受け師の本領を発揮して、羽生九段の攻めを受け潰しにいっています。先手の攻めが細く、後手が勝ちに近づいています。
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図の△6七角成に木村九段が1分使って、両者一分将棋になりました。羽生九段が脅威の粘りで、混戦模様になっています。
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