第59期王位戦七番勝負第4局 Feed

2018年8月23日 (木)

105 16時30分すぎ、豊島棋聖は▲8三桂成と王手で歩を取り、後手玉を直接攻めました。実戦は以下△同玉▲7五桂△9三玉(下図)と進んでおり、そこでの豊島棋聖の次の手が注目されています。

108 

Photo_85 (控室のモニターで進行を見守る深浦立会人)

104 菅井王位は△6九金と打ちましたが、質駒になるうえ、△7九金が詰めろになりません。深浦立会人は「先手にいろいろと勝ちの手順がありそうな局面で、早い終局になるかもしれないです」と話しています。

Photo_83 (1日目、朝の菅井王位。逆転はあるだろうか)

101 図は15時35分ごろの局面。豊島棋聖が▲7五桂と打った局面です。ここで△6九金は▲6五竜△7九金に▲6一竜で先手攻め合い勝ち。△2九竜なら▲6五金とし、次に▲7四金や▲5六角があります。放っておくのも▲6五金△6九金のときに▲8三桂成△同玉▲7四金△同歩▲6一竜の筋があり、豊島棋聖が決めに出たのではないかと見られています。菅井王位は次の手の考慮中に、残り時間2時間を告げられました。

Photo_82 (2日目、朝の豊島棋聖)

14時、現地大盤解説会場となる天神スカイホールでは、大盤解説会が始まりました。

Photo_73 (大盤解説会の様子。解説の中田功副立会人、聞き手の安食女流初段のほか、ゲストとして深浦立会人、水町女流2級が登壇していた)

Photo_74 (深浦立会人)

Photo_75 (中田功副立会人。九州出身コンビでとても息が合っていた)

Photo_76 (平日にもかかわらず、解説会場は14時30分の時点で100人以上のファンが見えられていた)

Photo_77 (見覚えのあるシルエットが客席に・・・・・・)

Photo_78 (地元、福岡在住の豊川孝弘七段だった)

Photo_79

Photo_81

15時の少し前、両者に午後のおやつが出されました。菅井王位はアイスコーヒーとコーラ、豊島棋聖はホットティーです。Oyatsu1_3 (菅井王位のおやつ。コーラはグラスに注いでから対局者に出される)

Oyatsu3_3 (豊島棋聖のおやつ。レモンティーにもミルクティーにもできる)

Photo_8 (いまの思いを書いたほうの絵馬を絵馬掛に掛ける。ここでも菅井王位が先陣を切った)

10

11

Photo_9 (菅井王位は自身が掛けた絵馬をしばらく眺めていた)

15

12

13_2

14 (観光終了。いざ、決戦の地へ)