七番勝負第6局は9月12・13日(月・火)に神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われます。
]]>インタビューを終えた両対局者は、祥雲閣の解説会場に移動して、ファンの前で一局を振り返りました。羽生王位は「苦しい展開で勝負する感じだった」、木村八段は「△7八銀(114手目)と斬り込んだ手がすっぽ抜けで、負けにしたのかなと思っていた」と話しました。
]]>■木村一基八段
―― 一局を振り返られていかがだったでしょうか。
木村 ▲3三桂成(115手目)と取られるのをちょっとうっかりしてて、ひっくり返っちゃったですかね。負けてました。逆転でした。
―― 序中盤はいかがでしたか。
木村 いやあ、難しいと思いました。反撃できるように、常に思ってたですけど。うまくいったかどうかはわかりません。
―― 最後、勝ちを意識された手は。
木村 △3四同玉(168手目)で捕まらなくなったので、そのあたりでしょうか。
■羽生善治王位
―― 一局、いかがだったでしょうか。
羽生 うーん……。少しずつ模様が悪くなったような感じで指していました。攻められる形になって、悪いかなと思いました。
―― 終盤は。
羽生 終盤はちょっと難しくなったと思ったんですけど、手が見えなかったですね。▲8四角(135手目)△同金のところは何かあるんじゃないかと思ったんですけど、具体的に何をやるか難しかったです。
172手で木村八段が大激戦を制して、シリーズ3勝目を挙げた。終局時刻は20時6分。消費時間は▲羽生7時間59分、△木村7時間59分。第6局は9月12・13日、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われる。
]]>時刻は間もなく20時。一分将棋が続いています。外はすっかり暗くなりました。福崎九段は「壮絶」とぽつり。
]]>木村八段が羽生王位の玉を追い込んでいます。しかし、先手も飛車を使った攻防手があるので簡単ではありません。Twitter解説の稲葉八段は後手よしの見解。現地では形勢判断が揺れています。