図は△６四歩と木村八段が突いた局面。「△６四歩は勝ちにいく手です。桂を取れば勝ちですから」と塚田九段。△６四歩に▲１四飛△同歩▲７一角が気になる進行のようだ。▲７一角に△６一銀や△５二金は▲８二飛がある。▲１四飛に△同歩と取らずに△３七馬から攻める手があるかどうか。

（強く催促して、勝ちにいった木村八段）

（野月七段が解説）

（聞き手は中井女流六段。このあと、石田四段が特別出演する予定）

（ホールのロビーでも解説を見ることができる）　

（対局場からは車で10分ほど。大盤解説会場の旭川市大雪クリスタルホール音楽堂）

（17時頃、すでに300人以上のファンが詰め掛けていた）
　

△１九馬に▲２三歩成△同銀▲２一角△２二角が検討される。「△２二角で手が止まってしまいますよね。また▲４四桂△３一金▲２三歩成△同銀に▲３三飛は△２二金で、攻めが切れてしまいます。形勢は後手持ちですね。先手はすぐに攻めずに、▲４八銀と引いて▲３九飛を狙うような感じがいいと思います」と塚田九段。

（控室で検討する塚田九段）
　

（控室に届けられた北海道新聞夕刊。時刻は15時50分を回っている）

（野月七段と中井女流六段は大盤解説会場に向かった。控室では塚田九段と石田四段が検討している）　

（羽生王位は大渋扇（緑）を広げて考えている）

（15時30分の対局室静止画）