24時40分過ぎ、深浦が盤に覆いかぶさるような、前傾姿勢で
読みを入れている。何かうまい手が見つかったのだろうか

（連続静止画より）

（吟）

もうすぐ24時30分を迎えようとしているが、両対局者の
対局姿勢はぶれることがない。24日・25日と戦って、
26日に突入したが、盤上に没頭している

（写真は連続静止画より）

（吟）

△９九香成と広瀬が香を取った局面。形勢は微妙だが、
控え室の空気は広瀬持ちのムードが漂っている

（吟）

▲６六同歩に△同角と飛び出して、広瀬の駒に勢いが
ついてきたと控え室

（吟）

△６九銀▲６八金右に△３四歩と、このタイミングで
先手の角の動きを打診した▲１三角成は△７八銀不成
～△２四歩と馬の退路を封鎖するか。▲４六角ならば
△７八銀不成～△３五金が狙いだろうか。
もうすぐ24時を迎えようとしている

　「△３四歩に▲５三角成は、△同飛には▲６九金と銀
をボロっと取れますが、△７八銀不成と詰めろで金を取
られてしまいます。しかし、それでも▲５三角成はありそ
うですか。以下△７八銀不成▲同金△５三飛▲９四桂△
７一玉のときに、上手い攻めがあればいけそうですね。
それが無理なら、△３四歩に▲１三角成ですか」（澤田
四段）

（吟）

図は広瀬が△９六香と走って反撃に出た局面。
▲９六同銀に△９七歩と叩き▲同桂（▲同玉は
△９九角成）に７七の地点に角か銀を成っていこ
うと言うものか。広瀬の猛攻が実を結ぶのか、
しばらく深浦が受ける展開となりそうだ

（吟）