2016年7月 6日 (水)

終局直後

Img_3558終局直後の様子。

Img_3562終局後のインタビューに答える木村八段。

【木村八段の談話】
―― 一局を振り返っていかがでしたか。
「何か、封じ手のところはちょっと苦しい……悲観していたので、あんまりいい感触はなかったんですけど。攻め合いになってチャンスが出てきたかなという感じで。いや、よくわかりませんでした」

――2枚換えになったあたり(51手目付近)はいかがでしたか。
「あんまり芳しくないと思ってました」

――△8六歩(54手目)で反撃するような展開になりましたが。
「ちょっと、飛車をいく順番(△2六飛と△7六飛)がよくわからなくて」

――難しい終盤戦だったと思いますが、どのあたりでいけそうだと思われましたか。
「いや、まったくいい勝負ぐらいだと思っていたのでわからなかったですが、△4三歩(94手目)と止めて、少しチャンスが出てきたかなと」

Img_3570同じく羽生王位。

【羽生王位の談話】
――本局を振り返っていかがでしたか。
「▲7五歩(39手目)から積極的に動いていったんですけど、あんまり成果がなかったですかね。△2六飛(60手目)と回られた局面は何かもう自信がなくなってしまったので。その前に何か問題があったのかもしれません」

――終盤は寄せ合いで難しかったと思うのですが。
「うーん、ちょっとそうですね、何か苦しいような気がしていました。先に飛車を打たれてしまっているので、その分ちょっとつらいかなと思っていました」