2011年8月

2011年8月30日 (火)

Oui20110829_122 広瀬章人王位に羽生善治二冠が挑戦する第52期王位戦第6局は19時11分、122手で羽生二冠の勝ちとなりました。消費時間は広瀬7時間59分、羽生7時間54分。この結果、七番勝負は3勝3敗となり、決着は最終局に持ち込まれました。第7局は9月12・13日に神奈川県秦野市「陣屋」にて行われます。

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18時40分、形勢不明の局面が続いている。持ち時間の残りは両者15分程度。

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(検討中の塚田九段(左)、高野六段(右))

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(陣屋の各所には明かりが灯されている)

(文)

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図は18時20分頃の局面。控室では依然として羽生二冠の攻めが細いと見ている。図の▲5一とを見て、控室にざわめきが広がった。受けの手段を考えて先手陣ばかりに目がいっていたのだから、無理もない。と金を捨てることで、▲3一飛や▲3二飛が攻防手としてより有効に働いてくる。後手は攻め駒が足りず、ほとんど単騎に近い先手玉になかなか迫れない。「これは再逆転したか」という声もあがっている。

【Twitter解説】
高野秀行>広瀬さんの▲5一とはいいタイミングで入りました。広瀬さんが頭一つ出て、防衛に近づいたんじゃないかと思います。

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(外から見た解説会場。飯島七段の声が外まで響いていた)

(文)

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図は17時45分頃の局面。羽生二冠が寄せきるか、広瀬王位がしのぐかという勝負になっている。対局室を映すカメラからは、羽生二冠がぐっと前のめりになっている様子がわかる。

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17時50分現在、控室では先手玉を寄せきる手順が見つかっていない。

(文)