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2015年11月23日 (月)

攻防の角打ち

20151123f

図は97手目▲5三との局面。甲斐倉敷藤花は角をきり、飛車を捨てて激しく攻めました。
「先手はよさそうだったので、▲5一角(89手目)と打たずに指すのが有力だったのではと思います」と谷川九段。そして、図では△3四角が攻防になると話します。
菅井竜也七段も「△3四角と打たれると先手陣も嫌な形になりますね」という見解。
二人が話している間に、里見女流三冠は△3四角と打ちました。▲4三とを受けながら△1六桂を厳しくして攻防手です。形勢は揺れ動いています。
(銀杏)

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