カテゴリ

« 2018年7月 | メイン | 2019年6月 »

2019年4月

2019年4月26日 (金)

感想戦

Dsc_9981

Dsc_9992

Dsc_9951 (金井恒太六段が感想戦をそっと見ていた)

Dsc_9958

Dsc_9955

Dsc_9962 (渡辺二冠が制したが、後手にもチャンスのある熱戦だった)

Dsc_9999_2 (感想戦は20時ごろ終了した)

本日の中継は以上となります。ご観戦ありがとうございました。豊島将之棋聖-渡辺明二冠戦の五番勝負もお楽しみに。
(銀杏)

五番勝負の日程と対局場

五番勝負の日程、対局場は以下のとおりです。

第1局 6月4日 兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」
第2局 6月19日 名古屋市「亀岳林 万松寺」
第3局 6月29日 静岡県沼津市「沼津倶楽部」
第4局 7月9日 新潟市「高島屋」
第5局 7月17日 東京都渋谷区「将棋会館」

終局直後

終局直後に両対局者にインタビューが行われました。

Dsc_9909

Dsc_9917 (第84期以来の挑戦権を獲得した渡辺二冠)
渡辺「先手番なので攻勢に出ましたが、攻めの戦果が挙がらなくて、反撃されたところは悪いと思っていました。(棋聖戦で3回目の挑戦について)以前と挑戦したときとタイトル保持者も違います。新鮮な気持ちで迎えられたらと思います。(豊島棋聖とは)タイトル戦では初めての対戦なので、これから対策を練りたいと思います」

Dsc_9923 (敗れた郷田九段)
郷田「最後の反撃したあたりはやれると思ったのですが、勝ち筋が見えなくて…。本譜は焦った攻めになってしまいましたね」

渡辺二冠が豊島棋聖への挑戦権を得る

20190426l

豊島将之棋聖への挑戦を目指す第90期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦▲渡辺明二冠-△郷田真隆九段戦は、19時16分に123手で渡辺二冠の勝ちとなりました。消費時間は▲渡辺3時間42分、△郷田3時間58分。渡辺二冠は、棋聖戦では第84期以来の五番勝負登場となります。
豊島棋聖と渡辺二冠による五番勝負は、6月4日に兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で開幕します。

渡辺二冠が寄せに入る

20190426k

図は117手目▲7三桂まで。後手の攻めをしのいだ渡辺二冠が寄せに入りました。(銀杏)

受けの好手

20190426i

上図は101手目▲5八金まで。先手玉に危機が迫っていましたが、この▲5八金が受けの好手だったようです。以下△5八同金▲同玉△6七歩▲7八金△4七香成▲同銀△6八金と郷田九段が迫りましたが、▲同金△同歩成▲同玉(下図)と包囲網から逃げ出すことに成功しました。
(銀杏)



20190426j

郷田九段残り4分

20190426h

図は100手目△3六桂の局面。郷田九段は△3六桂に10分使って残り4分です。郷田九段は細い攻めをつなごうとしています。
渡辺二冠は残り31分です。(銀杏)

20190426_kisei1

終盤の長考

20190426g

図は90手目△8八角まで。終盤の局面で郷田九段が長考に沈み、37分使って△8八角と打ち込みました。
残り時間は▲渡辺43分、△郷田20分。後手は△4五銀や△5四銀、△6四銀を絡めつつ厳しく攻めていけます。実戦は△8八角以下▲6七歩△4五銀▲同歩△6六角成▲同歩△6七金と郷田九段が決めに出ました。
(銀杏)

Dsc_9741

17時20分ごろの対局室

Dsc_9907 (モニターから見る対局室の様子。渡辺二冠は前傾姿勢で考えていた)

(銀杏)

中盤戦たけなわ

20190426f

図は79手目▲3五歩まで。中盤戦たけなわです。しばらく先手攻勢が続いていましたが、郷田九段は△6三金。根元を取り払って後手玉を広くしながら逆襲に出るつもりです。
(銀杏)

Dsc_9836

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===