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2017年6月 1日 (木)

終局直後

Photo_126 (超難解な終盤戦を制した羽生棋聖)

12 (初陣を勝利で飾ることはできなかった斎藤七段)

終局後、主催紙インタビューが両対局者に行われました。まずは羽生棋聖から。

――本局を振り返られて

羽生 △7五歩(50手目)の変化をやってみたかったです。攻め合いになって、際どい終盤戦になるように思っていました。

――△7五角(78手目)のあたりはいかがでしたでしょうか

羽生 まったく分かりませんでした。詰まされる可能性や、詰めろが解けてしまう可能性などがあり、少し足りないのかなと思っていました。

――勝ちになったと思われたのは

羽生 本当に最後のところで、直前までは読みきれていませんでした。

次に、斎藤七段にインタビューが行われました。

――本局を振り返られて

斎藤 公式戦では指したことのない将棋でしたが、考えていた将棋ではありました。難しすぎて分からず、決断しきれなかったです。▲4四角とするタイミングによって△同金か△1二玉か、そのときどきで変わってくるなど、難しかったです。

――第2局に向けて

斎藤 本局は負けましたが、自分の力は出しきれたように思います。第2局までにまた力をつけて臨みたいと思います。

Photo_127 (主催紙インタビューを終え、ファンの待つ大盤解説場へ向かう)

(潤)

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