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2016年6月 3日 (金)

終局直後

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(終局直後)

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(タイトル戦初勝利を収めた永瀬拓矢六段)

【永瀬六段インタビュー】

--千日手局のご感想をお聞かせください。
始めは優勢と思っていましたが、千日手の局面は受け身になりすぎた気がしました。

--本局を振り返って。
先手が先攻できるかどうかと思っていましたが、成算があったわけではありませんでした。

--藤井矢倉は予定ですか。
予定でした。

--▲3五歩(41手目)で前例を離れましたが。
その局面になったら指してみようと思っていた手でした。

--優勢と思ったのはどのあたりでしょうか。
常に玉が見えない戦いなので、明快かはわかっていなくて、息の長い将棋だと思っていました。▲7六銀(103手目)と引いて駒が連結したので、よくなったと思いました。

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(敗れた羽生善治棋聖。自身ワーストの公式戦6連敗になった)

【羽生善治棋聖インタビュー】

--千日手局について。
ちょっと悪そうだったので仕方がないかと思っていました。こちらは打開できません。

--指し直し局の総括をお聞かせください。
▲3五歩(41手目)のときの応接を誤った気がします。本譜は最悪でした。

--△6六角成(54手目)のあたりは。
いやいや、全然ダメだと思っていました。いい局面はなかったと思います。攻めが細いですね。この将棋は中盤で終わってしまったような気がします。

(翔)

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