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2012年7月 5日 (木)

終局直後

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終局直後の様子。

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3連勝でタイトル防衛、11期目の棋聖位を獲得した羽生棋聖。

【羽生善治棋聖インタビュー】

――第1局と同じく横歩取りになりました
「横歩取りの可能性はあるかなと思っていました」

――序盤の▲9六歩は中村さんが1年前に指した手でもあります
「8筋に歩を打たないでやるとどうなるのかわからなかったので指してみました。似た形の経験はありますが、同じ形はほとんどないです」

――▲8六角がふんわりとした手という評判でした
「しかし、危なかったかもしれないですね。壁の状態で戦いになってしまったので、自信が持てない展開になってしまいました」

――勝ちと思ったのはどのあたりですか
「(71手目)▲6五銀と打って、はっきりよくなったかなと思いました」

――これで今期もシリーズ3連勝で防衛となりましたが、シリーズを振り返られて

「第1局は完全に負けの将棋だったので拾ったような感じでしたかね。全体的に非常に複雑な展開が多かったと思います」

――今回は17歳年下の中村さんとの戦いになりましたが
「そういう機会はこれから増えていくのかなと思っています」

――これで大山十五世名人の80期を超えてタイトル通算獲得数の単独1位となりました。心境はいかがでしょうか
「終わったばかりなので手応えとかは全くないんですが、素直によかったと思います」

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中村太地六段は初のタイトル挑戦も3連敗。

【中村太地六段インタビュー】

――本局を振り返って
「中盤以降ずっとギリギリの変化がいろいろとあって、全く分からない状態でした」

――形勢を損ねたと思ったのはどのあたりでしょうか
「(45手目)▲2四桂と踏み込まれる手を予想できていませんでした。読んでいる中では足りない変化が多かったので、もしかしたら悪いのかなと思って指していました」

――シリーズを振り返って
「普段指している戦型で結果を出せなくて残念でしたが、大舞台で自分らしく指せたかなと思います」

(八雲)

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