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2012年4月26日 (木)

終局直後

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終局後はインタビューが行われました。

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中村太地新六段インタビュー

――本局を振り返っていかがでしたか
「あまり前例のない形になって、何をやったらいいのかよくわかりませんでした。中盤は少し苦しくしてしまった気がします。終盤に入って(53手目の▲7七桂のあたりで)駒が使えて来たので行けそうになったかなと」

――これで挑戦が決まりましたが、今期の戦いを振り返っていかがでしたか
「これまで二次予選にも進んだことがなかったので、自分でもビックリしていますが、とても嬉しいです」

――初めての番勝負を羽生棋聖と戦います
「タイトル戦で戦うことは、小さいころからの夢であり、棋士になってからの目標でしたので、(夢と目標が)一つ達成できたことは嬉しいです。プロを目指したキッカケが、羽生先生と同じ将棋クラブに通って、羽生先生に憧れたことでしたので、(羽生棋聖と)番勝負を戦えることはとても嬉しく思います」

――五番勝負に向けての意気込みはいかがでしょうか
「いまのままでは実力が全然不足していると思いますので、番勝負まで短い時間ですが、精一杯勉強して少しでも見ごたえのある戦いにしたいと思います」

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深浦康市九段インタビュー

――(本局を振り返って)中盤は控え室では形勢がいいと見られていましたが
「(形勢がいいという)実感は全然なくて、ずっと難しいと思っていました。(玉の)コビンが開くなど形が悪かったので、(32手目△6四歩が)無理な動きだったかもしれません」

(八雲)

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