坂口安吾 風の館
新潟グランドホテルから車で10分ほどいったところに「安吾 風の館」があります。
「新潟市は戦前・戦後に活躍した小説家の坂口安吾の出身地。坂口は囲碁好きで碁会所を開いたこともあるが、将棋の随筆も書いている。特に木村義雄名人が塚田正夫八段に敗れた1947年の第6期名人戦を書いた『散る日本』はよく知られている。2009年から旧市長公舎を『安吾 風の館』として活用、研究やさまざまな展示をしている。2017年12月9日から18年3月25日まで『安吾 風の館』で企画展『安吾の将棋観戦記』が開催されている」(棋譜コメントから抜粋)
「安吾の将棋観戦記」では「散る日本」の取材メモや原稿をはじめとして、安吾の将棋関連の蔵書など興味深い資料が展示されていました。
【坂口安吾デジタルミュージアム】
http://www.ango-museum.jp
(企画展のポスター。木村義雄十四世名人の名人復位の写真が使われている)
上記写真左から、升田幸三実力制第四代名人、大山康晴十五世名人、木村義雄十四世名人(当時挑戦者)、坂口安吾、塚田正夫名誉十段(当時名人)。
(牛蒡)
渡辺棋王と新潟
萬代橋
新潟グランドホテルは信濃川沿い、萬代橋の近くにあります。信濃川は日本一長い川として知られる一級河川。萬代橋は国道7号線に建設された、信濃川に架かる橋で、国の重要文化財に指定されています。現在の橋は3代目で橋長306.9メートル。2代目はいまよりも長い橋だったそうで、高浜虚子は「千二百七十歩なり露の橋」の句を残しています。
(左に新潟グランドホテル。遠くに見える朱鷺メッセは「新潟酒の陣」開催中)
14時前の大盤解説会
対局再開
休憩中の対局室
対局者の昼食
昼食休憩に入る
図の47手目▲6八玉の局面で永瀬七段が38分使って12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺33分、△永瀬2時間2分。対局は13時再開です。
(銀杏)