■日時 3月10日(日) 17時30分から開始。終局まで
■場所 関西将棋会館4F 多目的ホール
■解説 福崎文吾九段
■聞き手 室谷由紀女流初段
■料金 一般は1500円。支部会員、65歳以上、学生、女性は1200円。道場入場者割引あり
※東京・将棋会館での大盤解説会はございません。
(烏)
16時過ぎの大盤解説場
「▲7五歩は、あとで△8七歩成から攻め込まれたときに8七~7六と玉を逃げるスペースを作った手ですね。もちろん何もしなければ▲6五銀と桂を取ります。銀得ですからね、形勢は先手がよいと思います」(解説会場の青野九段)
(解説会は大盛況。何度もイスが追加された)
(烏)
一気に激しく
「▲5二角は先手の狙い筋です。銀が逃げれば▲6三角成から▲7四馬で、攻めの桂を取りに行く順があります。▲2五歩△同銀を入れずに単に▲5二角は、△4三銀▲6三角成に△2九角という反撃があり、先手大変ということでしょうか」(青野九段)
「△9四桂ですか! 銀を逃げずにね。これは天才でなければ浮かばない一手だ。しかし実際にどうかは難しいところ。直線的に指すなら▲2五角成△8六歩▲9八銀と、もらった駒だから投資して受ける。曲線なら▲7七桂打というのも考えられます」(青野九段)
実戦は▲2五角成△8六歩と直線的に進みました。後手の成功図は▲8六同歩△同桂▲8七金△4九角▲6八飛△6七角成▲同飛△7八金までの詰み。青野九段が指摘しているのは▲9八銀です。
(烏)
午後のおやつ
(郷田棋王はフルーツ盛り合わせとホットコーヒー)
(渡辺竜王はチーズケーキとホットコーヒー)
(烏)
冬の柏崎
対局再開
(先に入室したのは郷田棋王)
(再開後の一手は、銀を活用する▲4六銀)
(烏)
昼食休憩時の対局室
(烏)
昼食休憩に入る
この局面で定刻となり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田1時間47分、△渡辺50分。
食事は、郷田棋王が天ぷらうどん。渡辺竜王は刺身定食。対局は13時に再開されます。
(郷田棋王は天ぷらうどん)
(渡辺竜王は刺身定食)
(烏)
現地大盤解説会はじまる
(解説の近藤正和六段)
(聞き手の本田小百合女流三段)
(谷川浩司九段。会場は早くも満員だが、まだ後方にスペースがあるため、随時イス席を足していくシステムのようだ)
(烏)
前夜祭の抽選会(4)
(立て続けに女性ファンを引き当てた渡辺竜王。このあと「あの方々は郷田さんの色紙が欲しかったんじゃないかなぁ」とポツリ)
(「はじめてタイトルを取ったころに記者の方に『涼風のよう』と書いていただき、以後も揮毫に使わせてもらっています」と郷田棋王)
(新潟日報からは木下サーカスの招待券。佐渡から来た少年が当選して場内大拍手)
(「御蔵島でツゲをとってきたあと、4年か5年は木を乾かします」と竹風師)
(烏)