2010年2月27日 (土)

Ooban07
(次の一手、62名の正解者の中から10名の方に棋士の直筆サイン色紙がプレゼントされる)

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(当選者は橋本七段から直接手渡しで色紙を受け取る)

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(54手目から▲4七角△1八龍▲3三歩成△同角▲5三桂と進め、橋本七段は「先手が優勢に見えるんですけどね…。対局者と検討陣の間に温度差があることはたまにあるのですが、今はまさにそんな局面なのでしょうか」)

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(翔)

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(200人近くの方が来場しており、どんどん席が増設されている)

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(53手目▲3六同角の局面で次の一手が出題された。候補手は△2九龍、△4九龍。そして…)

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橋本七段「現局面は先手が優勢だと思います」

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橋本七段「非常手段ですが、△5九銀も考えられます」

(翔)

Map
(金沢市観光マップより。中央下に「北國新聞社」の文字が見える)

対局場の北國新聞会館の北、歩いて10分ほどのところに金沢城があります。
その北東には日本三名園の1つ、兼六園。南東に見える近江町市場は金沢市民の台所とも言われています。

午前中に観光をして、午後から大盤解説会、という楽しみ方もあるようです。

(翔)

Kiou20100227_35【チャット解説より】
大平五段「取ると▲3四歩があるので、△2六歩が有力と思います。そこで▲3七桂と勝負してみたいです。他には△2七歩から単純に突っ込んでいく手もありますが、ちょっと前のめり感があります」
千葉五段「持久戦と思ってのんびりしていたら、激しくなりましたね。△2六歩に▲3七桂△1六銀▲同歩△2七歩成となれば大決戦です。これは反撃が利きそうで、先手がやれそうに思います。ここで△2七歩だと、▲同飛△2六銀▲2八飛△2七銀不成▲4八飛△3六銀成▲同銀△2九飛成(参考図)が予想される進行でしょうか」
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大平五段「そうですね。△2九飛成に▲3四歩でどうでしょうか?」
千葉五段「▲3四歩は堂々とした手ですね。△2五桂なら▲同銀△同竜で、竜を引かせて手番なら先手がいけそうです」

Kiou20100227_41大平五段「予想通り進みそうですね。後手がどのように攻めを繋いでいくかがポイントになりそうです。歩切れが大きくて先手がやれるように思いますが、後手玉を寄せるまでには気が遠くなるくらい時間が掛かりそうです」

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(久保利明棋王)

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(佐藤康光九段)

(翔)

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(北國新聞会館20階で行われている大盤解説会には、既に100人以上の将棋ファンが詰めかけている。空席はあとわずか)

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(解説は橋本崇載七段)

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(聞き手は井道千尋女流初段)

(翔)