2019年2月 2日 (土)

広瀬竜王の時間切迫

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渡辺棋王の攻めに対し、広瀬竜王も反撃に出ました。互いに玉が薄く、スリリングな終盤戦を迎えています。じっと歩を伸ばす▲4四歩(73手目)は控室で予想されていなかった一着。代えて▲4三銀と打ち、△同銀▲3三角成(参考図)が迫力ある攻めといわれていました。

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佐々木大四段は参考図で「△3二銀と引いて大丈夫なら後手を持ちたい」と話していました。本譜の広瀬竜王の選択はどうなるでしょうか。残り時間は▲広瀬竜王11分、△渡辺棋王1時間11分と差がついています。

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