第24期女流王位戦五番勝負第2局

2013年5月 9日 (木)

ご観戦ありがとうございました

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終局は19時18分、消費時間はともに3時間59分。

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第3局は5月22日(水)、福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」で行われます。どうぞお楽しみに。ご観戦のみなさまありがとうございました。

(吟)

感想戦

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(大盤解説会場から戻って感想戦を行う)

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(両対局者に質問をしながら、熱心にメモをとる畠山鎮七段)

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(感想戦が終わったのは20時45分)

(吟)

大盤解説会場へ

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(終局直後、コメントを残した両対局者は大盤解説会場へ向かった)

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(拍手で迎えられた両対局者は仕掛けの辺りを振り返る)

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(吟)

終局直後

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―― △1五歩(30手目)と仕掛けられたのですが分かれはいかがだったでしょうか。

甲斐 いきなり仕掛けて来る手は見えていなくて、昼休辺りは少し苦しいのかなと思ったのですが。飛車交換になって勝負形になったのかなと思いました。

―― そのあと桂を抜かれる展開になったのですが。

甲斐 角打ちをうっかりしていて急にダメにしてしまったかと思ったのですが、▲6六香(77手目)があったので致命傷にならなくて。気持ちを切り替えて指せたのがよかったのかなと思います。

―― どの辺りで勝ちを意識されましたか

甲斐 駒得していたので少し指せるかなと思っていたのですが、ただ1手余す展開が続いていたので最後の最後ですね。▲7七歩(131手目)と打って詰めろが来ないので勝てそうかなと思いました。

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―― △1五歩(30手目)と仕掛けたのですが、その分かれはいかがだったでしょうか。

里見 本譜の展開なら少し指しやすいかなと思ったのですが、昼休直後に2択(42手目・△4四銀と△3三桂)で先に桂を活用した方が良かったと思います。

―― その後の展開はいかがだったのでしょうか。

里見 キズが多かったので、飛車交換してからはだいぶ苦しいかなと思っていました。

―― 終盤、追い込んだと思ったのですが。

里見 ちょっと足りない感じで。

(吟)

甲斐女流四段、第2局を制して1-1に

Joryuoui201305090101_145▲8五桂(図)を見て里見女流王位が投了した。ここから△8四玉▲9六桂△7四玉▲7三桂成△同桂▲同金△同角▲同飛成△同玉▲5三飛成以下、後手玉は追い詰めとなる。
(文)

19時を回る

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(時刻は19時を回った。熱戦は続いている。里見女流王位が猛然と追い上げるが、甲斐女流四段が残しているようだ)

(吟)

甲斐女流四段勝勢


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(控室モニターは△3八成香と入った局面を映し出している。ここで▲6八玉と上がり△4九飛成なら▲5九金打としかりつけて先手の勝ち筋といわれている)

(吟)

甲斐女流四段優勢

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▲4九銀と銀合いした局面。持ち時間の残りは▲甲斐女流四段16分、△里見女流王位45分。
「単純な攻め合いは先手が勝ちそうです。後手は受けたり攻めたり、相手を悩ますようなテクニックを使う必要がありそうです。ただ先手が残していますね」と青野九段は話す。
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(1勝1敗のタイスコアに持ち込んで第3局の福岡の地へ行けるか)

(吟)

青野九段 飛び入り参加

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(青野九段が大盤解説会に飛び入り参加)

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「私はね、指し手の解説は若い人にまかせているんですよ」(青野九段)
「すみません。出てきて頂いて」(畠山鎮七段)
「いやいや、いいんですよ。暇なんですから」(青野九段)

(吟)


17時30分頃の連続静止画

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(苦しそうな局面から猛追する里見女流王位)

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(甲斐女流四段は里見女流王位の追撃を振り切れるのか)

(吟)


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