« 形勢混沌 | メイン | 残り時間わずか »

2011年6月29日 (水)

18時15分頃の控室

199
難解な最終盤を迎え、控室には米長邦雄永世棋聖、田中寅彦九段らが来訪。検討が続けられていますが、結論は出ていません。
「難しい。大変な勝負です。どちらが勝ちかわかりません」(米長永世棋聖)

【Twitter解説】
佐藤紳哉>80手目、やはりまだまだ大変かもしれません。ここから先手は▲4五竜から▲5五角をねらうか▲8五香から玉頭をねらうか、迷うところです。

佐藤和俊>紛れてきているように思います。佐々木五段の指摘と一緒で金銀をあっさり取らせたのはどうだったのでしょうか。80手目の局面ですが▲4五竜として先手も楽しみがありそうです。

実戦は80手目(左図)から▲5五角△6九銀不成▲7七玉(右図)と進み控室では「これも難しい」といわれています。

20110629sk80zu 20110629sk83zu

門倉啓太>83手目の局面ですが、形勢不明になっていると思います。先手は次に▲7四銀と出る手があります。その後▲8五香から玉頭を殺到する狙いです。

佐藤和俊>83手目▲7七玉の局面ですが△5八とで少し後手が余せるとみます。

(八雲)

カテゴリ

ブログ内検索

  • Loading
このサイト内に掲載の記事、写真などの一切の無断転載を禁じます。