岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ

（写真右下の建物が開化亭）

（開化亭の正面外観）

（休憩中の対局室。奥が里見女流名人の席）

（50手目の局面で昼食休憩）

（連盟所蔵の駒が使用されている。大竹竹風作の菱湖書）

（窓外の風景）

（早朝の気温は氷点下だった。手水鉢に氷が張っている）

（牛蒡）

図の局面で昼食休憩に入りました。伊藤女流二段の昼食は「企画展弁当」、里見女流名人は「豆アジ天うどん」。いずれも開化亭でいただけます。

（企画展弁当）

（豆アジ天うどん）

（仕上げにかつお節をのせる）

（牛蒡）

図は10時45分ごろの局面です。

「後手が攻一方的に攻める展開になりそうです。先手はどこかで角道を開けたかったですが、ここまでくると難しそうです。後手の駒がここまで前に出てきては、角交換はできないと思います。先手は４五銀が目障りなので▲５六銀とぶつけるか、▲１六歩で香を取りにいくかもしれません。（伊藤女流二段は受けが得意なので）棋風どおりの展開といえますね」（中村修九段）

（控室の様子）

（里見咲紀女流初段）

（山口絵美菜女流１級）

（牛蒡）

午前のおやつ、伊藤女流二段は「葉山 杢のはな」を注文しました。小豆のどら焼き、小豆のブラウニー、季節のパイの３点セットです。開化亭では、それぞれ単品でメニューに載っています。里見女流名人の注文はありませんでした。

（牛蒡）

本局は相振り飛車になりました。どちらも経験豊富な戦型です。後手の里見女流名人は積極的に動き、早くも２歩を手持ちにしています。

（対局開始前の伊藤女流二段。強い気持ちを感じる表情だった）

（里見女流名人は黙想しながら対局開始を待つ）

（牛蒡）

（里見香奈女流名人）

（伊藤沙恵女流二段）

（盤側に関係者が並ぶ）

（小林館長が振り駒を行う）

（里見女流名人の振り歩先でと金が５枚、伊藤女流二段の先手）

（初手は▲７六歩）

（床の間に窓が設けられている）

（牛蒡）

Twitter解説は渡辺正和五段です。

https://twitter.com/shogi_mobile

おはようございます。箱根町は快晴に恵まれました。まもなく対局開始です。

【本日のスケジュール】
09:30 対局開始
10:30 おやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
13:30 現地解説会開始
14:30 おやつ

（箱根駅伝の定点ポイントでも有名な「小涌園前」）

（小涌園近くのネコ）

（牛蒡）

最後に関連記事をご紹介して、本日のブログ更新を終わります。
明日は９時30分に対局開始の予定です。よろしくお願いします。

なお、現地大盤解説会は事前申込制で締切済みです。
多数のお申込みありがとうございました。

【スポーツ報知　里見女流名人インタビュー】
http://www.hochi.co.jp/topics/20180110-OHT1T50188.html

【スポーツ報知　伊藤女流二段インタビュー】
http://www.hochi.co.jp/topics/20180110-OHT1T50193.html

【スポーツ報知　女流名人戦５番勝負前夜祭】
http://www.hochi.co.jp/topics/20180113-OHT1T50139.html

【スポーツ報知　決戦前日の対局者コメント】
http://www.hochi.co.jp/topics/20180113-OHT1T50144.html

【日本将棋連盟　女流名人戦五番勝負の展望】
https://www.shogi.or.jp/column/2018/01/post_308.html

（牛蒡）

（来賓代表あいさつ　山口昇士・箱根町町長）

今年も女流名人戦が開催され、町として大変光栄に思います。昨年から将棋界がわいています。将棋の時代に入った感もあります。箱根町は箱根駅伝で正月がくるといわれます。女流名人戦で箱根の春を呼ぶという形で定着してくだされば、観光地箱根としてこの上ない喜びです。
（以上、山口町長）

（中締め　清水市代・日本将棋連盟常務理事）

明日から第１局です。タイトル戦の初戦は特別な意味合いがあります。内容、結果、思いがすべて最終局につながるからです。私も緊張し、気合が入ったことを覚えています。対局者、女流名人戦を支え応援してくださっている方にとって特別な意味があります。ぜひ皆さん、ご注目ください。そして、ご期待ください。思いを込めた一局が始まり、花開きます。
（以上、清水常務理事）

（書き起こし＝銀杏　写真＝牛蒡）