第43期五番勝負第2局 Feed

2017年1月22日 (日)

現地大盤解説会始まる

13時半を回り、現地では大盤解説会が始まりました。

Img_1236現地は凍えるような寒さだが、開始時から多くの方が集まっている。

Img_1237解説は畠山鎮七段と村田智穂女流二段。

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(八雲)

対局再開

13時を回り、対局が再開されました。

Img_1205報道陣が入室した再開10分前には両者盤の前で考えていた。

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Img_1219手番の上田女流三段は再開後も動かず。報道陣退出後の13時7分頃に△2九馬を着手した。

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(八雲)

本局の使用駒

本局の使用駒は棋楽作・錦旗書。
関西駒の会の小林土満(こばやし ひじまろ)さんが所有する駒です。

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(八雲)

対局者の昼食

対局者の昼食は里見女流名人が「山かけとろろそば」、上田女流三段が「天ぷらそば」。ともに茶碗蒸しつきです。

Img_1184山かけとろろそば。

Img_1180天ぷらそば。

Img_1187昼食休憩時の対局室。

(八雲)

昼食休憩

Photo 女流名人戦第2局は、図の局面で上田女流三段が15分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲里見1時19分。△上田1時間24分。対局は13時に再開されます。

(潤)

出雲

島根県の東部に位置する出雲市は、市の北部に島根半島、中央部に出雲平野、南部には中国山地と、多彩な地勢を抱えています。人口はおよそ17万5千人(2016年末)で、島根県では松江市に次いで2番目となっています。

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古事記や日本書紀によれば、高天原を追放されたスサノオノミコトが降り立った地が出雲であるとされており、神話の多くが出雲地方を舞台としています。そのため歴史・文化遺産が豊富で、特に、スサノオの子孫である大国主大神を祭神とする出雲大社(写真)は全国的に有名です。ちなみに、一般的には「いづもたいしゃ」と呼ばれますが、正式には「いづもおおやしろ」と読むそうです。
出雲大社では旧暦の元旦に福神祭が行われます。地元ではこの時期の大きなイベントとして知られており、多くの人が集まります。平成29年は1月28日(土)午前1時開始です。

JRが数多く運行していた寝台特急の多くは、時代の変換により廃止されましたが、唯一、東京から出雲を結ぶ「サンライズ出雲」だけが現在も定期運行されており、出雲地方の人気の高さがうかがえます。

Pl201422677174宍道湖。

隣の松江市と出雲市にまたがる宍道湖は海水の混じる汽水湖で、シジミの産地として有名です。ほかにもウナギやスズキ、ワカサギなどと合わせて、宍道湖の七珍として知られています。また、国内有数の水鳥の渡来地でもあり、隣接する中海とともに2005年にラムサール条約に登録されています。

農産業では、果樹、特にぶどうの生産が盛んで、出雲市内にはワイン醸造を行うメーカー「島根ワイナリー」があります。こちらでは、ワイン醸造の見学や、試飲を楽しめます。

(八雲)

大乱戦に

2011時30分になるところで、上田女流三段が△1六歩と端攻めを敢行しました。
「これは午前中からすごいことになりましたね。一例を示しますと、▲7四飛△7二銀▲7九飛△1七歩成▲7四歩(参考図)。先手としては▲7四飛に△1七歩成も考えておかないといけないところです。上田さんは前夜祭で『思いっきりぶつかる』といっていましたが、その通りの展開ですね」(畠山鎮七段)

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(八雲)

長考の応酬

13時刻は11時を回りました。
里見女流名人は図の▲7四歩に52分使いました。対して、上田女流三段も時間を使っています。△7四同歩と素直に応じるか、あるいは手抜きで△4二飛と回るか。飛車を回ればさらに激しさを増していきそうです。

Img_1151控室では畠山鎮七段と村田女流二段が詳しく検討を始めた。

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201701221100日本将棋連盟モバイルのTwitter(@shogi_mobile)では石田直裕四段が解説を担当している。

(八雲)

旧出雲大社駅

前日に行われた旧出雲大社駅での撮影会の模様を紹介します。

Img_0593JRの大社線の出雲大社駅。現在は廃線となっていますが、駅舎は保存され観光名所として使われています。

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Img_0537蒸気機関車D51も展示されている。

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(八雲)

午前のおやつ

10時を回り、対局者におやつが運ばれました。出雲大社の銘菓として知られる「俵まんぢう」(俵屋菓舗)と緑茶が両者に用意されています。

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(八雲)

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