岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ

なかなか駒がぶつからない序盤戦が続いていましたが、14時35分頃、里見女流名人が△４六歩と仕掛けました。

（検討に加わっている有吉九段は現役時代「火の玉流」の異名をとった、猛烈な攻めの棋風。大石四段らが思いもよらない激しい手をどんどん挙げていく）

（関西将棋会館３階事務室には、さまざまなイベント案内が置かれている。Ａ級順位戦最終局大盤解説会の案内には「久保応援団 集まれ！」と関西らしいキャッチコピーがあった）

（翔）

14時半に両対局者に出されたおやつは、関西将棋会館から歩いて５分ほどの場所にある「松月」福島店の「福島ふんわりロール」。
今シリーズでは各地のご自慢のスイーツが出されていることもあって、地元のお菓子が選ばれました。

（福島ふんわりロール）

（翔）

（14時頃の大盤解説会場。開会前に既に100人近くの方が来場している）

（解説会開始に先立って、谷川九段が挨拶をしている）

（受付スタッフは、レディースセミナー助講師の野崎二段と森下三段。普段はレディースセミナーの時間帯なので、今日もレディースセミナーの方が多く訪れているそうだ）

（翔）

後手は再開後、△９五歩～△９二玉～△６二銀と手待ちしています。次にまた△８二玉と戻るようです。
先手は堅さ十分の穴熊に組んだこともあり、打開が求められます。

（Twitter解説の大石直嗣四段）

（大石四段は傍らの継ぎ盤で検討しながらコメントを打ち込んでいる）

（翔）

（清水市代女流六段は対局再開直前に入室）

（翔）

（先に対局室に戻ったのは里見香奈女流名人。12時半前に、カステラを持って３階に用意されていた控室から対局室に戻るのが目撃されている）

（翔）

（休憩時の盤面。席を立つときに触れたのか、４一飛がゆがんでいる）

（駒は児玉龍兒さん作の錦旗）

（△９五歩と指された直後の盤上を拡大したもの。「児玉龍兒」の字が見える）

（翔）

13時に対局が再開されました。里見香奈女流名人は、すぐに58手目△９五歩を着手。午後の戦いが始まります。
このあとは14時半におやつが用意されている他は、終局まで粛々と対局が続きます。

（対局再開直後。里見女流名人が58手目△９五歩と指す）

（翔）

図の局面で正午となり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲清水１時間12分、△里見１時間23分。対局は13時に再開されます。

（里見女流名人の昼食はうな重）

（清水女流六段の昼食は鍋焼きうどん）

（第３局・湯原対局の運営に尽力された山崎耕造さんが関西将棋会館を訪問。両対局者にカステラを差し入れた）

（翔）

（谷川浩司九段が控室へ。本棋戦主催の報知新聞社は「スポーツ報知」を発行している。記者から「今年の阪神タイガースはいかがですか」と聞かれて笑みを浮かべた。谷川九段はタイガースファンとして知られている）

（継ぎ盤は大石四段が主役。中央は観戦記担当の蝶谷初男さん。今期五番勝負では第１局に続いての登板）

（翔）